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山口大学に合格したいなら必須の対策はこれ【最新版】

 
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Keita Takegawa
逆転合格塾 広大研 広島駅前校 英語科数学科講師 広島大学薬学部卒、修道高校出身。様々な問題を生徒目線で考え、生徒からの「なぜ」に応える指導を徹底。やるべき事を最小化し、定期テストupから大学受験合格まで生徒の目標達成に力を注ぐ。

皆さん、こんにちは。

広大研公式ブログ編集部の武川です。

 

今回は山口大学に合格したい皆さんに向けたブログ記事です。

 

広島県内の高校生の皆さんのなかで広島大学を国立大学の中で第1志望校とする方は多いと思います。

ですが、第一志望校に必ず合格できる保証はないので、第2・第3志望校を決めておかなければいけません。

第2・第3志望校として選ばれやすいのが、今回取り上げる山口大学です。

実際に2022年度の山口大学高校別合格者数ランキングを見ると、広島県内の高校生が山口大学を志望校の1つとして考えていることが読み取れます。

地元の山口県内の高校が6割ほど占めていますが、これは当然の結果ですね。

また、広島県内の高校も3割程度占めており、広島県内でも学力の高い高校がランキングに載っていることがわかります。

 

このような結果からもわかる通り、広島県内の高校生の皆さんは山口大学を志望校の1つとして考えています

そこで、山口大学を志望している人に向けて、山口大学に合格するための具体的な対策を解説していきます。

ぜひとも今後の学習の指針にしてもらえると幸いです。

 

山口大学に合格するために知るべき「山口大学の基礎知識」

何度も言いますが、山口大学を受験する広島県内の高校生たちは多いです。

そのため、学校の先生方も山口大学に関する入試情報等、熟知されている方が多いと思います。

学校の先生方に山口大学に関する入試情報を尋ねてもらって構いませんし、今回のブログ記事を参考にしてもらっても大丈夫です。

山口大学合格に向けて「なんとなく勉強」するのではなく、山口大学に合格するための情報を手に入れ勉強に反映させてください!

 

山口大学各学部の入試科目及び配点

自分が志望する学部・学科の入試科目令和5年度学生募集要項(一般選抜)で確認しましょう。

 

 ・共通テスト:4教科4科目 または5教科5~7科目(文系学部)、 5教科6~7科目(理系学部)

 ・二次試験:1~3教科

 

で構成されています。

 

配点に関して、学部・学科で異なりますが、二次配点比率は約20%~75.7%となっています。

共通テストに比重を置いて逃げ切り型による合格を勝ち取るか、二次試験に比重を置いて逆転合格を勝ち取るか、学部・学科によって選択肢があるという事ですね。

 

実際に、共通テストに比重を置く「工学部 機械工学科」を例に挙げてみます。

共通テストの割合が全体の75%もあるので、5教科の対策をしっかりと行わなければいけません。

しかし、共通テストの内訳をみてみると「数学」「理科」「外国語」の3教科が全体の80%を占めています。

以上のことから、工学部機械工学科の合格を勝ち取りたければ

  • 共通テストの点数確保を最優先しつつ、その中でも数学・理科・外国語で高得点をとる

という戦略が必要になることがわかります。

 

ここでは「工学部機械工学科」を例に出しましたが、受験学部・学科によって試験科目や配点は変わってくるので、自分の志望学部・学科の入試科目や配点についてもちゃんと確認しておきましょう!

 

山口大学に合格するための合格最低点

次に各学部・学科の合格者最低点を入手しましょう。

具体的にどれくらいの点数を取ればいいのか分からなければ、綿密な計画を立てることは出来ません。

合格に必要な点数を確認する際、注目してほしいのは基本的に直近3年分の合格者の総得点の最低点です。

以下に記載したものは、工学部機械工学科に関する合格者最低点を表にまとめたものです。

注:3年前の結果はセンター試験の結果であること、入試科目や配点が現行とは異なるので記載していません。

難易度や試験内容の変更に伴い、結果に大きな差が生じていると読み取れます。

いずれの場合が合格最低点になるかわかりませんので、どちらの場合でも科目ごとの必要な点数を算出できるようにしておきましょう。

各学部・学科別の詳しい最低点の考察は上記の動画をご覧ください。

 

『自分の現状』の確認と『環境づくり』を最優先に!

「敵を知った」あとは「己を知る」ステップに移りましょう。

具体的には、山口大学合格ライン(目標点)と現在地の差を確認します。

目指すべき点数と現在の自分の点数の間にはどのくらいの開きがあるでしょうか?

この差を埋めることが山口大学合格の為に必須となります。

 

「模試」と「過去問」を利用する

まずは自分の学力状況を知りましょう。

自分の学力状況を知る最も簡単な方法が「模試」です。

この模試の評価方法がかなり重要なので、以下のポイントに注意してください。

 

共通テストの実力は、全統共通テスト模試で評価しよう!

共通テストの実力については、全統共通テスト模試で判断をしましょう。

全統模試をオススメする理由は次の3点です。

 

 ・全国の受験生が受験している

 ・最も共通テストに近いレベルの模試である

 ・志望校を下げる受験生の学力を把握できる

 

全統模試は浪人生を含む全国の受験生が受ける最も大規模な模試です。試験難易度も本番の入試に近いため、順位や判定などの単純な比較がしやすいのもポイントですね。

もし自分の学校が進研模試の受験のみで、全統模試を受験しないのなら、必ず個人で申し込みをしておくようにしましょう。

 

二次試験の実力は、過去問で評価しよう!

二次試験の実力チェックですが、皆が受ける記述模試はあまり当てになりません。

というのも、記述模試は試験問題がかなり一般化されており、各大学の持つ試験の特徴を正確に反映できていません。

そこで、二次試験の実力を確認するために『過去問』の演習をしてみることをお勧めします。

 

過去問自体はネットや赤本などで比較的簡単に入手できるはずなので、まずは直近の一年分を解いてみましょう。

古すぎると現在の試験問題と傾向が違うこともあるので、新しいもので演習することをお勧めします。

 

模試・二次試験の点数と合格者最低点を比較

模試の点数を出せばおしまい、ではありません。

最後に、共通テスト模試の点数と過去問の点数を合格者最低点と比べることを忘れないでください。

 

学習に最適な「環境」を整えよう

ここまでの話で自分と志望校の間に具体的にどの程度差があるのかが分かったと思います。

ここで皆さんに考えてほしいことがあります。

 

そもそも、なぜ点数に差があるのでしょうか?その差はどうすれば埋まるのでしょうか?

 

まずはあなた自身の問題です。

学校や塾の先生に言われた「山口大学合格に必要」な勉強を100%できていますか?

日々継続的に勉強ができているでしょうか?その勉強は山口大学合格の為の正しい勉強でしょうか?

 

また、周辺環境はどうですか?

今身を置いている環境は山口大学に合格できるような環境でしょうか?

同じ環境で山口大学に進学した先輩はいますか?

山口大学に合格する人の生活習慣を考えたことはありますか?

疎かにされがちですが、適切な環境づくりは非常に大切です。

 

成功しない人というのは、成功している人間がそのためにどんな努力をしてきたかを鑑みない事が多いです。

上手くいく方法があるのなら、先人たちの真似をして、その中で自分に適した方法を考えていくようにしましょう。

 

山口大学に合格したいならやるべき【受験戦略と計画】

最後に山口大学合格に向けた、具体的な受験戦略と受験計画に関するついて話をしていきます。

今回は、工学部機械工学科を例に話を進めていきます。

 

工学部機械工学科合格の為の受験戦略

工学部機械工学科合格の為の受験戦略として重要になるのは

「共通テスト」で高配点となる科目の学習に重点を置く

ことです。

 

山口大学各学部の入試科目および配点でも述べたように、機械工学科は

共通テスト750点の内、600点を「数学」「理科」「外国語」(各教科200点満点)が占めています。

これら3教科の点数を合計7割以上、残りの教科(国語・社会)の点数を5.5割取れる実力をつけるイメージで学習を進めましょう。

 

工学部機械工学科合格の為の受験計画

最後に受験計画についてお話します。

教科ごとの細かい受験計画については『受験のホンマじゃろか!?TV』をご覧ください。

 

夏までは数・理・英に絞り、基礎力の徹底を図る

 

数学について、黄色チャートを用いて基本例題・応用例題の8割以上の解き方が瞬時に思いつくことを目標に勉強を進めましょう。

そのためには演習量が欠かせません。夏休みが終わるまでに少なくとも1~2周以上、演習を積めるよう日々の計画を立てて、勉強を行ってください。

スピード力かつ正確性をこの時期に身につけられたら百人力ですよ!

 

物理・化学について、物理のエッセンス、リードαやセミナー化学などの問題集を用い、全単元の基礎問題が瞬時に解けることが目標です。

この目標を達成するためには1点、重要なことがあります。

それは、学校の授業ペースよりも相当早いペースで自分で学習を進めなければいけないということです。

宇宙一わかりやすい化学、漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本など、各単元の内容を理解するための参考書を入手し、計画的に勉強を進めなければいけません。

こちらも数学同様、少なくとも1~2周以上繰り返し演習を行ってください。

 

英語について、英単語・英熟語・英文法・英文解釈の演習を積むことを目標に勉強を進めてください。

英文解釈の教材として、基礎英文解釈の技術70を使って勉強してもらうことをオススメします。

夏休みが終わるまでの学力イメージとして、時間がかかってもいいので、正確に文章を読めるようになることを目標として勉強を行ってください。

速読力は秋以降で十分間に合いますからね!

 

(注)

国語・社会に対して、不安を抱えている人も多いと思います。

ですが、さきほど受験戦略でも説明したとおり、数学・理科・英語の3教科の得点比率は圧倒的です。これらの科目の点数が目標点に達しなければ、いくら国語・社会で得点を挽回したくても無理です。ここは辛抱強く、数学・理科・英語の点数UPに全力を注ぎましょう。

国語であれば、単語や文法の暗記は最低限行う。社会は学校の授業をしっかりと聞いて、学校のテストの点数を平均点以上取れる状況にしておけば大丈夫です。

 

 

秋以降、夏までの精度を高めつつ、国語・社会の演習を行う

 

数学・物理・化学について、夏休みまでの演習量では共通テストで目標点を取れるレベルにはありません

ですので、最低でも3~5周ほど演習量を重ね、本格的な共通テスト演習を行えるレベルまでもっていきましょう。

 

英語に関して、長文問題を中心に勉強を行ってください。

オススメはセンター試験の過去問です。

1度問題を解いたら終わりではなく、訳と照らし合わせながら文法事項や構文、英単語など確認しなおしましょう。

また、音読も忘れず行ってください。大量の文章を短時間で読み解くために必要な読むスピードを上げていきましょう。

1週間に4~5問のペースで学習を進めていきましょう。

 

国語・社会について、知識の暗記をしつつ、問題演習でアウトプットを同時に行うようにしましょう。

暗記の定着は時間がかかるものです。焦らずじっくりと勉強をしていきましょう。

 

11月中旬以降、 共通テスト対策に専念

ここからは共通テスト対策に特化して勉強をしましょう。

過去問・予想問題集を用いた演習とまとめノートを用いた知識の整理を繰り返し、共通テスト対策を迎えてください。

 

共通テスト後は二次試験対策

共通テストを終えたら、後は、赤本(過去問)、設問形式別の特訓を行いましょう

この段階では特に添削指導が重要になってきます。学校・塾で解答を添削してもらい、山口大学の二次試験で点数を稼げる答案づくりを学びましょう。

 

戦略は人それぞれ

これから1年間でやっていく教材選定、月間計画、週間計画、日々の勉強量に細分化し、それをひたすらこなしてください。

そうすれば山口大学合格はもう目の前です。

ただし、上記で述べたのはあくまで一般的な受験生に向けた話です。

 

受験戦略や受験計画は個人で様々です。

上記通りで進んで行ける人も居れば、そうでない人も大勢いるでしょう。その際は、自分に合った微調整・変更が必要になります。

もし、自分でそういった調整が難しいというのであれば、ぜひ一度広大研にお越しください。受験のプロが随時面談を行っています。

 

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