【古文】古文単語の鬼になれ-身になる単語の覚え方-
こんにちは!
広大研国語講師の橋本です!
今回は僕が塾で国語を教えていて生徒からよく相談される、
「古文単語の覚え方」について話していこうと思います!
オススメの古文単語帳
単語の話をする際によく聞かれるのが「おススメの単語帳」についてです
結論から言って、僕の中で「これが一番いい!」というのはありません
英単語でもそうですが、単語帳は自分が一番やりやすいと感じるものを使ってください
これから単語をやっていくのは君たちです
自分に一番合っているものを使いましょう!
以下に比較的多くの生徒さんが使われている単語帳を載せておきます
単語帳選びの参考にしてください
・読んで見て覚える重要古文単語315
・マドンナ古文単語230
・いろはにほへと
古文単語の覚え方
では、実際に単語を覚えていく際の方法についてお話していきます
単語を覚える時に注意することは全部で3つあります
①毎日コツコツやる
②回数を重ねる
③神経質になりすぎない
この3つが単語を覚えるうえで非常に大切になります
それでは、1つ1つ見ていきましょう
毎日こつこつやる
単語は毎日やることが肝です
よくあるテスト前の一夜漬けなんかでは頭に残りません
こんな後に残らない勉強は、はっきり言って時間の無駄です(一夜漬けは勉強ですらないかも?)
また、ちゃんと範囲を決めてあげましょう
例えば、今週は単語番号1-50をすると決めたのなら、今週は毎日1-50をやり続けます
単語帳は1周やったら終わりではないので、2周目、3週目とコツコツ継続してやっていきましょう
回数を重ねる
「今日は夜に1時間単語やりました」
こういった話もよく聞きますが、あまりオススメはしません
このやり方だと1日1回しか単語を見る時間がないので、頭に残りにくいです
単語を覚えるためには、1日2-3回は単語を見る時間を作りましょう
例えば、朝・昼・晩の1日3回単語をやるとしましょう
このやり方だと、朝分からなかった単語を昼の時間に再確認できるし、更に夜の時間でも確認することができます
隙を生じぬ3段構えですね
もし、今1日1回しか単語ができてなくて覚えられないなら、回数を増やしてみるのも1つの手です
神経質になりすぎない
ここで言う「神経質」とは、「単語の意味を全て覚えようとする」ことを指します
古文単語には複数の意味を持つものもあるので、量が多くてなかなか大変という気持ちはよくわかります
ただ、これは「一度に」覚えようとするから大変なだけです
最初は1つの意味を覚えるだけでも大丈夫です
①・②のように「毎日コツコツ」「回数を重ねて」単語を覚えれば最終的に全ての意味が頭に入っています
音読をしよう
単語を覚えるための基礎はここまで話してきた①~③で大丈夫です
ただ、より効率よく単語を覚えたい人にオススメの方法があります
「音読」です
皆はどうやって日本語が喋れるようになったか覚えていますか?(普通は覚えてないですよね)
諸説ありますが、たいていの赤ちゃんは周りの人(親や親戚、ご近所さんなど)が話している音を聞いて、自分でも発声して言語を習得していきます
皆さんは古文に関して言えば赤ちゃんも同然です
であれば、古文単語を覚えるために単語、もっと言えば長文を音読するのは当然ですよね
これは英語にも言えることですが、音は何度も聞いていると頭に残ります
単語を覚えるための一助として音読をすることも強くススメておきます
まとめ
いろいろと話してきましたが、単語を覚えるために
①毎日コツコツ
②回数を重ねる
③神経質になりすぎない
+α 音読をする
を肝に銘じておいてください
最初は失敗してもいいので、この話を参考に自分なりに試行錯誤して単語に取り組んでみましょう
単語を含め、今後の勉強の中で皆が努力する大切さを実感してくれたら良いなと思います
頑張ってね!