【神戸大学の合格最低点から考える】神大 共通テスト・二次試験の難易度とボーダーライン

2022年6月5日

2024年2月10日

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こんにちは！

神大研ブログ編集部です。

今回も神戸大学合格を目指している皆さんに向けて

神戸大学の合格者最低点から考える神大合格難易度とボーダーライン

について記事を書いていこうと思います。

どの学部学科の受験をしたいか決まっていないけど、どうしても神戸大学に進学したいという人もいると思います。

そんな時は難易度という観点で受験する学部学科を決めてみるのも良いと思いますよ。

本記事では、合格者最低点から神戸大学合格者の傾向やボーダーラインについて

1. 神大の共通テスト・二次試験の合格最低点から見る難易度
2. 偏差値から考える神大入試
3. 合格者最低点から考える神大入試難易度・ボーダーライン

という3ステップで解説していきます。

神大の共通テスト・二次試験の合格最低点から見る難易度

各学部の合格者最低点を見ていきましょう。

神大合格者の最低点は神戸大学のホームページで公開されている2023年度入試結果のデータを元に、得点率に変換して紹介します。

受験生の皆さんは必ず自分の目で確認しておきましょう！

※表の中の共、総はそれぞれ、共通テスト(平均点)、総合点(最低点)を指しています。

文系学部

神戸大学文系学部の合格最低点・最高点及び平均点は以下の通りです。

全体的に見て合格最低点は60%～70%程度となっていますね。

共通テストはまだしも、二次試験でもある程度点数を確保する必要があることを考えると、決して容易な数字ではないと思います。

さて、この合格最低点の使い方ですが、先ほども述べた通り、自分の最低得点目標として見ておきましょう。

例えば、文学部を例にとって考えてみましょう。

文学部の合格最低点は【 535.575 / 800 】であるので、マーク模試と記述模試の合計が536点を超える必要があります。

当然、模試と本番の試験難易度は同じではない（特に記述模試は難易度に差がある）ですが、勉強していくにあたり具体的に何点取ればいいのかが明確になっている方が学習計画も立てやすく、モチベーションも維持しやすいです。

他学部も同様で、国際人間科学部グローバル文化学科であれば516 / 800 点以上、経済学部総合選抜であれば535 / 800 点以上、経営学部総合型であれば478 / 725 点以上を得点目標として設定しておきましょう。

理系学部

神戸大学理系学部の合格最低点・最高点及び平均点は以下の通りです。

理系に関しても、全体的に60%～70%得点しなければ合格できないですね（医学部は除く）。

例えば、理学部物理学科の場合は【 583.100 / 850 点 】が合格最低点となっているので、目標得点としては584点以上を設定しておきましょう。

他にも、工学部建築学科の場合は【 526.550 / 800 点 】が合格最低点となっているので、目標得点としては527点以上を、海洋政策科学部理系重視型であれば【 583.250 / 1000 点 】が合格最低点となっているので、目標得点としては584点以上を想定しておきましょう。

また、合格最低点は年度によって多少前後するので、赤本等で過去5年分くらいの合格最低点は把握し、その全てを超えるようになるとより良いですね。

まとめると、

1. 志望学部の合格最低点を把握しておく（過去5年分程度）
2. マーク模試＋記述模試＝最低点以上　になるように勉強計画を立てる

となります。

ちなみに、記述模試については毎年各予備校が「神大プレ模試」を実施しているので、そちらを受験することをお勧めします。

偏差値から考える神大の難易度

各学部の偏差値−文系−

パスナビより引用

どの学部学科も偏差値は60を超えていること、共通テストの得点率も75%以上であることから

合格難易度は、国公立大学の中でも上位に位置するといっても過言ではありません。

もちろん偏差値60以上が取れていれば神戸大学に合格できるわけではありませんが、

模試での偏差値として目標に設定しておきましょう。

各学部の偏差値−理系−

パスナビより引用

医学科を除き、偏差値は55〜60、共通テストの得点率は70%～75%というデータが得られています。

偏差値55を超える工学部が全国の国公立大学には少ない印象も踏まえると、合格難易度は上位に位置しているといっても良いでしょう。

文系と比べると偏差値そのものは低く見えますが、二次試験の難易度等を考慮すると、

決して簡単なんてことはないのでゆめゆめ油断しないようにしてください。

合格者最低点から考える神大の難易度・ボーダーライン

合格者最低点から見える神大の傾向

少なくとも総合点の合格者最低点は65～68％程度の得点率になると考えられます。

共通テスト、二次試験の科目別配点が学部ごとによって異なるので、点数のとり方は個人差があると思います。

文系学部・理系学部(工学部・医学科を除く)は共通テストの方が二次試験よりも配点が高いので、二次試験での挽回はかなり厳しいでしょう。

実際、合格者の多くは共通テストで点数を稼ぎつつ、二次試験で必要最低限の点数を取っていることが分かります。

特に工学部のような理系学部は、二次試験の方が配点が高いので、共通テストの点数が低くても二次試験で挽回は可能と思います。

ただし、神戸大学の二次試験の難易度は高いので、実力をつけておかなければいけませんよ。

ボーダーライン

神戸大学に合格するためのボーダーラインは

共通テストで70～75％、総合点で63～68％

※二次試験の目安について、総合点－共通テストの点数から算出してください。

が目安になるかと思われます。

6割中盤～後半まで総合点を取るのは容易ではありません。

早めに基礎力をつけ、二次試験レベルの問題演習に時間を割くことが出来るようにしなければ神戸大学合格は難しいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。神戸大学の入試難易度についてご理解いただけたでしょうか。

神戸大学を目指している高校生の皆さんは、どれくらいの点数を目指せばいいのか明確になったかと思います。

志望学部が決まっているのであれば、その学部の細かい分析をしていく必要があります。

計画を立てるのに困った場合、いつでも神大研にご相談ください。

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