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【共通テスト英語対策 第1弾!!】

 
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Keita Takegawa
逆転合格塾 広大研 広島駅前校 英語科数学科講師 広島大学薬学部卒、修道高校出身。様々な問題を生徒目線で考え、生徒からの「なぜ」に応える指導を徹底。やるべき事を最小化し、定期テストupから大学受験合格まで生徒の目標達成に力を注ぐ。

こんにちは。

広大研公式ブログ編集部の武川です。

 

今回は、広島県内の塾で詳しく触れられていない内容に関するブログ記事となります!

 

「平成30年度試行調査問題 (第1問)」 を利用して

 

今の自分足りていない知識・経験 を実感し

 

広大合格経験者問題に対する視点(本文分析・設問分析)

 

理解し共通テスト英語対策を進めてください!

 

個人的に今年の共通テスト最も差がつく教科は英語と考えています。

だからこそ、対策を早い時期から十分に行い、目標点数を取れるようにしましょう。

 

【前提】

試行調査問題の大問数は合計6問(各大問に2題出題)あります。

80分の解答時間に対し、12題解かなければならないので、

1題あたり6~7分の所要時間となります。

各大問の文章量から判断すると、後半部分は6~7分で解答できません。

 

(参照URL)

https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30_1111.html

 

よって、共通テストの点数をupさせるためには

 

各大問を効率良く解く

 

ことが必須です!

 

第1問 A

 

 

 

実際に第1問Aを解いてみて、

センター試験と同様、共通テストでも以下の手順が最も効率良く解けると思いました。

 

【解答手順】

(1)   設問文を読み、何が問われているか確認する (設問分析)

(2)  本文中から、(1) の根拠となる文章を探す    (本文分析)

(3)   選択肢と照合し、合致するものを選ぶ

 

問1

(1)「ヤスミンに尋ねてほしいことは何か

(2)  本文4行目Can you ask Yasmin ~と書かれており、ここが解答の根拠になる!

と判断しました。

(3)「パーティーに来れるを尋ねてほしい」と⑵の文章は解釈できたので、

選択肢を1つずつ照合してみると、

①「何を食べたいか」      ②「いつ参加できるか」

③「どこでパーティーを行うか」 ④「誰を招待したいか」

この中で、(2)と一致する内容はになりますよね。

 

問2.

(1) 「先生は誰を招待したいのか」

(2) 本文6行目以降に、解答の根拠があると判断し、

代名詞other studentssome students from the tennis team」を指し示していると

解釈しています。

(3) そのうえで、選択肢を1つずつ照合しました。

「英語クラブに属さない数人の生徒」   ②「英語クラブ・テニスクラブの全生徒

③「先生」                 ④「マレーシアへ留学したい生徒」

一見、答えが無いように思われるかもしれませんが、

(2)より、「テニスクラブ」≠「英語クラブ」と考えられますので、が正解となりますね。

 

適切な選択肢を選ぶために必要な【文法・語法】は以下の通りです。

問1

・「want」を利用した不定詞の5文型

・「ask」を用いた4文型

・間接疑問文

・「would like to ~」=「~したいと思う」

・「主格」の関係代名詞

 

問2

・「数量」を表す「a few」や「all」や「some

・「主格」の関係代名詞

 

(本文分析)

特に難解な単語は無い印象を受けました。

※正確に読解するために必要な【文法・語法】は以下の通りです。

・間接疑問文

・「近い未来」を表す進行形

・「ask」を用いた4文型

・不定詞+意味上の主語

・「使役動詞」を用いた原形不定詞

・受動態

・「前置詞の目的語」として働く動名詞

・「条件」の意味を表す「if」を用いた副詞節

・修飾先が離れた「主格」の関係代名詞

・節の理解

・「It is about time ~」=「そろそろ~する頃だ」

・「take part in ~」=「~に参加する」

・「have a great time (in) ~ing」=「~して楽しい時を過ごす」

 

以上を踏まえ、第1問A問題の目標解答時間・点数を考えました。

目標解答時間:2分

目標点数:満点

 

第1問 B

 

第1問Bに関して、第1問Aと違い

本文をパッと見ただけで、めんどくさそう・・と感じるのではないでしょうか。

第1問Bで用いられているのが資料である事が原因です。

資料内の情報量が多くて、情報整理が難しいですよね。

こういうケースの場合、以下の手順で解答することが最も効率が良いと私は考えます。

【解答手順】

(1)   本文流し読みし、必要な情報を把握する (本文分析)

(2)   設問文を読み、本文中のどの情報を用いるべきか判断する (設問分析)

(3)   各選択肢と照合し、合致するものを選ぶ

 

解答手順に則り、まずは(1)本文分析から始めます。

資料内の英文を軽く読んだところ

(ア) 参加者要綱   (イ) プログラムのスケジュール  (ウ) 注意事項等

の3点が必要な情報になります。

次に、(2) 各設問を読み、上の3つの情報のどれを用いるべきか確認し

(3) 各選択肢と照合し、合致するものを選びます。

 

問1 この告知の目的は何か。

設問文から、本文中の(ア) 参加者要綱 の情報を用いれば、正解にたどり着ける!

と考えられます。

さらに、本文第2段落1行目にWe are looking for people to participateと書かれており、

選択肢のto find people from the host town」と類似する表現になっているので、

この箇所が答えだと確信できます。

全く同じ表現ではなく同意表現を用いることで、

正解・不正解者を分けることが多いです。

選択肢と照合すると

「スケジュールの決定」 ②「参加者」

③「姉妹都市を訪れる」  ④「レポート作成」

が正解とわかります。

 

問2 ミーティング期間中の生徒の予定は何か。

設問文から、本文の(イ) プログラムのスケジュールがヒントと考えられます。

そこで、本文のプログラム内容を確認しようと思いましたが内容量が多いので、

先に選択肢から確認し、本文と適する選択肢を選ぼうと判断しました。

選択肢は

「地球問題の議論」   ②「母国文化のプレゼン」

③「観光」        ④「地元の高校訪問」

と書かれており、本文と照らし合わせるとが正解とわかります。

 

問3 ミーティングが良いコミュニケーションの機会となりうる理由

選択文から本文内の必要情報と適するものが無いに思われますが、

本当に無ければ問題として成立しませんよね。

ですので、まだ利用していない (ウ) 注意事項等 に正解のヒントがあると考えながら、

選択肢を確認してみました。

「年齢層ごとに生徒を分ける」 ②「日本語と英語の授業を受ける」

③「英語で話す」        ④「姉妹都市の家族と過ごす」

そのうえで本文の注意事項の内容を確認してみると

The meeting language will be English

they(= Our visitors) have basic English language skills

と書かれているので、が正解とわかります。

 

適切な選択肢を選ぶために必要な【文法・語法】は以下の通りです。

問1

・不定詞

・「take part in ~」=「~に参加する」

 

問2

・不定詞

・「spend O ~ing」=「~するのにOを費やす」

 

問3

・「divide A into B」=「AをBに分ける」

 

※正確に読解するために必要な【文法・語法】は以下の通りです。

・分詞

・「There is」構文

・前置詞+名詞=修飾部位

・受動態

・「call for ~」=「~を必要とする」

・「look for ~」=「~を探す」

 

以上を踏まえ、第1問B問題の目標解答時間・点数を考えました。

目標解答時間:4

目標点数:満点

 

まとめ

 

第1問の内容を見ていきましたが

共通テストでは最も易しい大問に分類されますので、間違いは許されません!

特に第1問Bのような資料問題効率の良い解き方を学んだうえで

繰り返し演習を積んでもらう必要があります。

1問につき、30秒~1分で処理できることを目標にしてください!

 

そんな時間で出来ない!と思う方もいると思いますが

正確に英語の文章を読むために必要な文法・語法・単語の習得

そして

設問から読み始め、「解答に必要な情報を素早く入手

本文から解答の根拠を素早く見つけ出す

ことをしっかりと習得できれば、実現不可能ではありません!!

 

広大研では

入試に問われやすい文法・語法」、「長文読解の学習法

を分かりやすく丁寧に指導しております。

大学受験英語・共通テスト対策・定期テスト対策に不安をお持ちの方は

まずは無料の広大研の体験授業を受講いただき、良さを感じてみてください!!

次回は第2問です!

 

 

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逆転合格塾 広大研 広島駅前校 英語科数学科講師 広島大学薬学部卒、修道高校出身。様々な問題を生徒目線で考え、生徒からの「なぜ」に応える指導を徹底。やるべき事を最小化し、定期テストupから大学受験合格まで生徒の目標達成に力を注ぐ。

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