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皆実高校に合格するには!【偏差値・内申点・倍率をプロが解説】

茶山太一
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茶山太一
逆転合格塾 広大研『広大研ミドル』責任者。 広島県立祇園北高校出身、愛媛大学法文学部卒。 大学受験進学塾『広大研』の卒業生でもあり、愛媛で広大研のグループ塾『学習塾愛大研』を創業。 徹底的に基礎から細かく指導する自習コンサルティングで、これまで数百人の生徒を高校受験でも志望校合格へ導いています。

こんにちは。

広大研公式ブログ担当 武川です。

 

中学3年生の皆さんにとって、この時期から学校の授業の難易度が増してきます。

模擬試験、学校のテストの点数が差がつきやすくなるので、より一層継続した勉強を行うことを心掛けましょう!

 

今回のブログでは

 

・皆実高校の偏差値, 入試倍率ってどれくらい?

・皆実高校に合格するためのボーダーラインってどのくらい?

 

など、皆実高校に合格するためのノウハウをお伝えいたします。

 

また、先々の話になりますが、大学受験を成功しやすくするための物事の考え方をまとめたブログ記事も広大研公式ブログには掲載しております。

興味を持たれた方がいらっしゃっいましたら、是非ご一読ください。

 

皆実高校の魅力

 

皆実高校は ① 普通科 ② 衛生看護科 ③ 体育科 の3つ学科が設置されていることが特徴です。

 

衛生看護科

 

高等学校衛生看護科3年間と専攻科2年間を合わせた計5年間の一貫した看護教育を実施しており、広島県内では唯一の看護教育を行える県立高校としても有名です。

最初の3年間では高校で学ぶ普通教科と並行して看護科目を学び、確かな学力・実践力を身につけることができます。

残りの2年間では一般教養や専門性の高い看護科目を学びつつ、病院自習や県内の看護学校との行事に参加し、看護者としての実践力・研究的態度など養っていきます。

その後、看護師国家試験を受験し、看護師免許を取得することが可能となっています。

※ 平成16年から17年間連続、看護師国家試験の合格率は100%です。

 

幼いころから看護師を目指したいと人にオススメの学科です。

 

体育科

 

スポーツに関する専門的な学習・活動を通じて、スポーツに関する豊富な知識とより高度な技能を習得し、将来の指導者として必要な資質を培っていくことを目標としています。

陸上、バスケットボール、サッカー、剣道、柔道の5つの種目が教科種目として設定されており、為末 大さんをはじめとする数多くの有名スポーツ選手を輩出しています。

また、勉学にも力を入れており、国公立大・私立大の進学実績も豊富です。

 

スポーツと勉強の両立をはかり、充実した高校生活を送りたい人にオススメの学科です。

 

過去の倍率・偏差値はどのくらい!?

 

みんなの高校情報 広島によると、普通科、衛生看護科、体育科の偏差値はそれぞれ59,57,44となっています。

また、過去の倍率について以下の表の通りです。ホットライン教育ひろしま入学者選抜等情報より引用。

南区に位置する公立高校の中でトップレベルの学力を誇りつつ、広島県内で2校しかない看護科が併設されている点から県内屈指の人気校と言えますね。

 

皆実高校合格に必要な内申点とボーダーライン

 

今回は 選抜Ⅱ(普通科)に対する内申点学力試験のボーダーラインを考えていきます。

 

内申点

 

皆実高校に合格している中学生の多くは、平均100~105点/130点満点の内申点を確保しています。

※内申点の計算の仕方は、5教科5点満点, 副教科は4教科10点満点(5点満点×2倍)の1学年合計65点満点。これを65点満点×3学年分で195点満点のものを130点に圧縮して計算をしてください。

3年間の全科目の内申点が4点だった場合、内申点は105点となります。これを目安に学校のテスト勉強を頑張りましょう。

また、皆実高校は広島県公立高校入試の英・数の入試配点を通常の2倍にする方針を取っています。

そのため、中学3年間の英・数の内申点がどちらも5がとれる実力をつけておきましょう

欲を言えば、内申点ができるだけ確保してほしいです。本番の学力試験が楽になりますからね。

 

※内申点について仕組みや対策をもっと知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

関連記事:【誰でもわかる】広島県の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由

 

本番の学力試験で必要なボーダーライン

 

皆実高校に合格している中学生のデータを基にすると、80~85点/125点満点の点数が欲しいです。

一般的には全科目すべて50点満点(合計250点満点)ですが

先ほども述べたように、皆実高校の場合、数学・英語の2教科は2倍の配点(それぞれ100点満点)となるため、5教科の合計点は350点になります。

この350点満点を125点満点に圧縮することで、皆さんが考えるべき最終得点状況になります。

※入学定員のうち2割の人数を本番の学力試験を重視して合否判定を決める方針も取っており、本番の学力試験:内申点 = 8 : 2 の比重となります。詳しくは皆実高校HP内の入試情報を確認してください。

科目毎の点数配点を踏まえると、英語・数学の2教科が得意なほど学力試験では有利に働くということがわかりますね!逆に言えば、英語・数学が苦手なほど、学力試験で不利になり合格が遠のいてしまいます

両科目、早いうちから受験レベルの対策を行うことが大切ですね!

 

ボーダーラインの点数を取るための一例を以下に記載しました。

国:35/50 数:70/100 英:70/100 理:30/50 社:28/50

 

英語・数学の2教科で高得点を取りつつ、その他の教科で低い点数を取らないことがポイントです!

 

皆実高校に合格するための受験計画

 

皆実高校に合格するための受験計画を以下のように分けて解説します。

① 1,2年生

② 3年生 1学期

③ 3年生 夏休み

④ 3年生 2学期

⑤ 3年生 冬休み

⑥ 3年生 3学期

 

① 1,2年生

 

やるべきことはたった2つです!

 

定期テストで英、数を除く教科で80点以上を取る。(特に英語・数学は90点以上を取り、内申点5を確保する。)

・英語、数学は単元ごとの発展問題(学校のワークで例えると公立高校の過去問が出題されている問題を指します。)が解けるようになる。※各単元5回ずつ演習を行い、スラスラと問題が解けつつ正解できている状態が最低ラインです。

 

この2つだけ意識して1,2年生を過ごしてください。

 

② 3年生 1学期

 

1,2年生の時と同様に、定期テストで英・数を除く教科は80点以上、英・数は90点以上取りましょう。 これは最低ラインです。

余裕がある人は、[keikou]理科・社会の1年の範囲を復習できていることが望ましいです。

 

③ 3年生 夏休み

 

学校の夏休み課題を利用して、全教科、3年生の1学期までの総復習を行いましょう。

これまでの勉強を踏まえると、英語・数学の2教科は夏休みの課題はすぐに終わると思うので国語・理科・社会の総復習に時間をかけてください。ですが、1,2年生の単元内容をかなり忘れている可能性が高いと思います。何も考えずにただ1,2年生の復習を行うと、あっという間に夏休みが過ぎ去り、夏休み明け実力テストなど残念な結果で終わってしまうかもしれません。

そうならないために、8月初旬までに、1,2年生の総復習を1周終える計画を立てましょう!

理科・社会の2教科は単元数が多いので、1日あたりの勉強単元数はかなりの数になると思いますが、そこは頑張るしかありません!

各単元、分からない問題に出くわしたらすぐに教科書等を見て知識の再確認を行いましょう。そして、夏休みの課題の正答率が7割を下回っていないか必ず確認をしてください。もし、7割を下回っている場合、模擬試験や実力テスト、本番の入試で得点が取れません。7割以上の正答率になるまで、8月初旬以降、繰り返し解きなおしましょう。

 

④ 3年生 2学期

 

定期テストで高得点を取るのは言わずもがなです。

夏休み中に勉強した国語・理科・社会の総復習が不十分だった人は、苦手な単元を中心に演習を積み、苦手単元の克服に努めてください。2学期の間で2~3周演習を積むことが目標です。

外部模試を利用して、時期ごとの自分の苦手分野を確認し、徹底的に潰すことも忘れないでください。

 

⑤ 3年生 冬休み

 

3年生の2学期に学習した内容を復習しましょう。

2次関数や仕事とエネルギーなどの差がつきやすい単元が多いので、いつもより丁寧に復習したほうが良いと思います。

また、本格的に記述対策も始めてください。図や表を見て関連する必要な知識を即座に引き出せるようになることが目標となります。

学校のワークや自分の持っている記述用参考書を使って、1科目あたり5~10問ずつ毎日解くことを目安に進めてみてください。

 

⑥ 3年生 3学期

 

この時期は過去問や予想問題集を使って徹底的に公立高校入試の出題形式に慣れていきましょう。

入試までに過去問は5年分予想問題集は2~3年分を2~3周ほど取り組むことが理想です。

これだけの演習量と経験を積むことで、本番のテストであがりにくくなり、落ち着いてテストを受けることができ、実力を発揮できるようになります。

国語の作文、英語のリスニング・英作文、数学の証明問題、理科・社会の記述問題など、記述形式に対する対策を重視しながら、各教科の試験を解く手順や記述問題など答案の作り方を点検してください。

「前日まで学力は伸びる!」ので、最後まで、粘り強く過去問の演習に取り組んでください。

 

まとめ

 

皆実高校に合格するためには、数学・英語を苦手科目にしないことが絶対条件となります。

学校の授業の進度に合わせて様々な難易度の問題にチャレンジし、入試で高得点を取れる準備をしてください。

また、本番の入試で数学・英語の点数が目標点に達しなかった場合を想定しなければいけません。

残り3教科も合計6.5割以上の点数が取れる勉強も必要不可欠です。

 

本記事を通して、皆実高校に入学できることを応援しています。

 

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