皆実高校に合格するには!【偏差値・内申点・倍率をプロが解説】
皆さんこんにちは!
広大研ミドルの茶山です。
今回ご紹介するのは【皆実高校】です。
サッカーや部活動の実績などでも有名な高校ですね!
そこで本記事では、
今回は、皆実高校合格を狙うあなたに向けて、
- 皆実高校の偏差値, 入試倍率ってどれくらい?
- 皆実高校に合格するためのボーダーラインってどのくらい?
など、皆実高校に入学したいと思っている中学生の皆さんへ、皆実高校に合格するためのノウハウを本記事にて徹底解説しています!
令和5年度入試より広島県公立高校入試の仕組みは大きく変わりました。
その点も含めてどこよりもわかりやすく解説しています!
私自身は、広大研ミドル以外でも約10年間、多くの高校受験生を合格に導いてきました。
その経験から得た知識をお伝えしますので、あなたの受験に役立つポイントが必ずあるはずです!
本記事の目次
皆実高校の魅力
皆実高校は
- 普通科
- 衛生看護科
- 体育科
の3つ学科が設置されていることが特徴です。
衛生看護科
高等学校衛生看護科3年間と専攻科2年間を合わせた計5年間の一貫した看護教育を実施しており、広島県内では唯一の看護教育を行える県立高校としても有名です。
最初の3年間では高校で学ぶ普通教科と並行して看護科目を学び、確かな学力・実践力を身につけることができます。
残りの2年間では一般教養や専門性の高い看護科目を学びつつ、病院自習や県内の看護学校との行事に参加し、看護者としての実践力・研究的態度など養っていきます。
その後、看護師国家試験を受験し、看護師免許を取得することが可能となっています。
※ 平成16年から20年間連続、看護師国家試験の合格率は100%です。
早い段階から看護師を目指したいと人にオススメの学科です。
体育科
スポーツに関する専門的な学習・活動を通じて、スポーツに関する豊富な知識とより高度な技能を習得し、将来の指導者として必要な資質を培っていくことを目標としています。
陸上、バスケットボール、サッカー、剣道、柔道の5つの種目が教科種目として設定されており、為末 大さんをはじめとする数多くの有名スポーツ選手を輩出しています。
また、勉学にも力を入れており、国公立大・私立大の進学実績も豊富です。
スポーツと勉強の両立をはかり、充実した高校生活を送りたい人にオススメの学科です。
皆実高校の進学実績
また、皆実高校進学実績を参照すると、
以下のような実績が出ており、進路指導にも力を入れていることが分かります。
国公立大学進学者が多いですね!
年度 | 国公立大学進学者 | 広島大学進学者 |
令和6年度 | 120 | 20 |
令和5年度 | 119 | 33 |
令和4年度 | 111 | 18 |
過去の倍率・偏差値はどのくらい!?
みんなの高校情報 広島によると、普通科、衛生看護科、体育科の偏差値はそれぞれ
- 普通科:59
- 衛生看護科:57
- 体育科:44
となっています。
普通科の広島県内公立高校ランキングでは13/139位となっていますね。
今回は、一次選抜(普通科 普通)に関する倍率・偏差値の説明をします。
また、過去の倍率については、ホットライン教育広島によると以下のようになっています。
皆実高校 一次選抜最終志願倍率 | |||
令和6年度 | 令和5年度 | 令和4年度 | |
定員 | 240 | 240 | 192 |
志願者数 | 327 | 372 | 333 |
倍率 | 1.36 | 1.55 | 1.73 |
※令和4年度は選抜Ⅱのデータ
年度によってばらつきはありますが、平均1.5倍前後の倍率であり、間違いなく県内超人気校であると言えるでしょう!
南区に位置する公立高校の中でトップレベルの学力を誇りつつ、広島県内で2校しかない看護科が併設されている点から県内屈指の人気校と言えますね。
皆実高校合格に必要な内申点とボーダーライン
皆さんが最も気になるであろう内申点と学力試験のボーダーラインについて説明します。
今回は普通科(一次選抜)に対する内申点と学力試験のボーダーラインを考えていきます。
広島県公立高校入試の仕組みについて、配点などまだ詳しく知らないという方は以下の記事でどこよりも分かりやすく解説しているので、そちらをご覧になってから戻ってきてください!
関連記事:広島県立(公立)高校入試の仕組みやボーダーラインは?対策方法も解説
関連記事:【誰でもわかる】広島県の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由
必要な内申点(調査書)
前項でも述べた通り、皆実高校は県内でも間違いなく人気トップレベルの進学高校です。余裕を持って合格できるように作戦を立てることが重要です!
皆実高校に合格している中学生の多くは、平均165~170点/225点満点の内申点を確保しています。
※全科目の内申点が3の場合、調査書は135点 全科目の内申点が4の場合、調査書は180点に相当します。
これは、半数以上の教科の内申点が4or5であることを示しています。
中学生の皆さんからすると、ちょっと大変かもと感じてしまうかもしれませんが、皆実高校に合格するためには必要となってきます。
中学1年生の最初の定期テストから全力で点数を取りに行かなければいけません!
しかし、ほぼ全ての科目の内申点が4だとしても、内申点の合計が165点以上にならない場合もあります。
端的にいうと、中3成績が悪かった場合です。
広島県の公立高校入試の内申点の計算方法として、中3の調査書の配点が3倍となるためです。
※内申点について仕組みや対策をもっと知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
関連記事:【誰でもわかる】広島県の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由
本番の学力調査で必要なボーダーライン
皆実高校に合格している中学生のデータを基にすると、165~170点/250点満点の点数が欲しいです。
※各科目は50点満点(計250点満点)です。
各教科、平均70%ほどの得点が必要となりますね。
上記点数はあくまでも各教科均等に点数を算出しただけであって
得意な数学は8割近くの点数を取りながら、苦手な社会を最低でも6割の点数は確保する
といった風に、自分の得意・不得意科目に応じた点数配分をすることを意識するようにしましょう!
また、広島県の公立高校入試は全国的に見ても記述式の問題が多いです。
ですが、令和5年度の入試方式の改正により中3からでも逆転合格が狙いやすくなりました!
対策を十分に行えた場合、内申点が目標点数に達していなくても、本番の学力調査で逆転合格できる可能性もありますので、最後まで諦めず頑張れば合格を掴み取ることも可能です!
皆実高校に合格するための受験計画
皆実高校に合格するための受験計画を以下のように分けて解説します。
- 1,2年生
- 3年生 1学期
- 3年生 夏休み
- 3年生 2学期
- 3年生 冬休み
- 3年生 3学期
① 1,2年生
やるべきことはたった2つです!
・定期テストで英、数を除く教科で80点以上を取る。(特に英語・数学は90点以上を取り、内申点5を確保する。)
・英語、数学は単元ごとの発展問題(学校のワークで例えると公立高校の過去問が出題されている問題を指します。)が解けるようになる。※各単元5回ずつ演習を行い、スラスラと問題が解けつつ正解できている状態が最低ラインです。
この2つだけ意識して1,2年生を過ごしてください。
② 3年生 1学期
1,2年生の時と同様に、定期テストで英・数を除く教科は80点以上、英・数は90点以上取りましょう。 これは最低ラインです。
余裕がある人は、[keikou]理科・社会の1年の範囲を復習できていることが望ましいです。
③ 3年生 夏休み
学校の夏休み課題を利用して、全教科、3年生の1学期までの総復習を行いましょう。
これまでの勉強を踏まえると、英語・数学の2教科は夏休みの課題はすぐに終わると思うので、国語・理科・社会の総復習に時間をかけてください。ですが、1,2年生の単元内容をかなり忘れている可能性が高いと思います。何も考えずにただ1,2年生の復習を行うと、あっという間に夏休みが過ぎ去り、夏休み明け実力テストなど残念な結果で終わってしまうかもしれません。
そうならないために、8月初旬までに、1,2年生の総復習を1周終える計画を立てましょう!
理科・社会の2教科は単元数が多いので、1日あたりの勉強単元数はかなりの数になると思いますが、そこは頑張るしかありません!
各単元、分からない問題に出くわしたらすぐに教科書等を見て知識の再確認を行いましょう。そして、夏休みの課題の正答率が7割を下回っていないか必ず確認をしてください。もし、7割を下回っている場合、模擬試験や実力テスト、本番の入試で得点が取れません。7割以上の正答率になるまで、8月初旬以降、繰り返し解きなおしましょう。
④ 3年生 2学期
定期テストで高得点を取るのは言わずもがなです。夏休み中に勉強した国語・理科・社会の総復習が不十分だった人は、苦手な単元を中心に演習を積み、苦手単元の克服に努めてください。2学期の間で2~3周演習を積むことが目標です。
外部模試を利用して、時期ごとの自分の苦手分野を確認し、徹底的に潰すことも忘れないでください。
⑤ 3年生 冬休み
3年生の2学期に学習した内容を復習しましょう。
2次関数や仕事とエネルギーなどの差がつきやすい単元が多いので、いつもより丁寧に復習したほうが良いと思います。また、本格的に記述対策も始めてください。図や表を見て関連する必要な知識を即座に引き出せるようになることが目標となります。
学校のワークや自分の持っている記述用参考書を使って、1科目あたり5~10問ずつ毎日解くことを目安に進めてみてください。
⑥ 3年生 3学期
この時期は過去問や予想問題集を使って徹底的に公立高校入試の出題形式に慣れていきましょう。
入試までに過去問は5年分、予想問題集は2~3年分を2~3周ほど取り組むことが理想です。
これだけの演習量と経験を積むことで、本番のテストであがりにくくなり、落ち着いてテストを受けることができ、実力を発揮できるようになります。
国語の作文、英語のリスニング・英作文、数学の証明問題、理科・社会の記述問題など、記述形式に対する対策を重視しながら、各教科の試験を解く手順や記述問題など答案の作り方を点検してください。
「前日まで学力は伸びる!」ので、最後まで、粘り強く過去問の演習に取り組んでください。
まとめ
皆実高校に合格するためには、数学・英語を苦手科目にしないことが絶対条件となります。
学校の授業の進度に合わせて様々な難易度の問題にチャレンジし、入試で高得点を取れる準備をしてください。
また、本番の入試で数学・英語の点数が目標点に達しなかった場合を想定しなければいけません。
残り3教科も合計6.5割以上の点数が取れる勉強も必要不可欠です。
本記事を通して、皆実高校に入学できることを応援しています。
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