受験に、ドラマを。広島市の進学塾 広大研の公式ブログです。

広大研 公式ブログ

【鳥取大学の合格最低点から考える】鳥大 共テ・二次試験の難易度と目標点

橋本 一毅
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
橋本 一毅
逆転合格塾 広大研 広島駅前校 英語科国語科講師 中学受験ゼミ主任講師 広島大学教育学部卒 広島城北中・高卒 広大研にてE判定から広島大学教育学部へ現役合格。広大研卒塾後、すぐに講師として参画した。自らが体感した広大研の逆転合格メカニズムを授業に反映させている。 読書家であり、高い語彙力を生徒たちに披露している。担当科目は国語、英語、受験コンサルティング授業。

皆さんこんにちは!

今日も今日とて鳥取大学特集やっていきましょう!

本日のテーマは、鳥取大学 共テ・二次試験の難易度と目標点について です。

鳥取大学の試験難易度や合格に必要な具体的な点数等を解説していくので是非参考にしてください!

鳥取大学の入試を突破するためには、最新の共通テストのボーダー合格最低点を把握し、効率的な学習戦略を立てることが重要です。

多くの受験生が共通テストでどれくらいの点数を取ればいいのか、また、学部ごとの難易度や二次試験の配点比率はどうなっているのかという疑問を抱えのではないかと思います。

ここでは、最新データに基づき、各学部の特徴と具体的な得点戦略について詳しく解説します!

あなたの受験勉強の指針となるような、実践的な情報を提供しますので、ぜひ最後までご覧ください。

鳥取大学の入試制度と配点概要

鳥取大学の入試は、志望する学部によって共通テスト二次試験の配点比率が大きく異なります。

この配点構造を正確に理解することは、合格に向けた戦略を立てる上で最も重要な第一歩と言えるでしょう。

例えば、鳥取大学医学部(医学科)では二次試験の配点が共通テストを上回る「二次試験重視型」であり、共通テストで多少の失点があっても、二次試験で高得点を獲得することで十分に挽回可能です。

一方で、鳥取大学農学部や鳥取大学地域学部では共通テストの比重が非常に高いため、共通テスト対策を徹底し、安定して高得点を確保することが合格への鍵となります。

また、鳥取大学の各学部学科の共通テスト、2次試験の配点は下記の通りになります。

学部・学科 共通テスト 2次試験
医学部医学科 920 700
医学部生命科学科 920 920
医学部看護学科 720 210
医学部保健学科 820 210
工学部機械物理系 510 410
工学部電気情報系 460 360
工学部化学バイオ系 460 360
工学部社会システム土木系 460 310
農学部生命環境 920 220
農学部共同獣医 920 620
地域学部地域創造コース 720 300
地域学部人間形成コース 920 210
地域学部国際地域文化コース 1200 410

参照:鳥取大学HP

学部別合格最低点と得点率目安(2024-2025年度)

 

まずは鳥取大学の合格最低点から確認していきましょう。

合格最低点を押さえておけば、自分が試験本番でどの程度得点すればよいかが明確になります。

医学部(一般枠/県枠など)合格最低点データ

鳥取大学医学部の各学科の配点は下記のようになります。

学部学科 共通テスト 二次試験 総合点
医学部医学科 920 700 1620
医学部生命科学科 920 920 1840
医学部看護学科 720 210 930
医学部保健学科 820 210 1030

 

また、鳥取大学医学部医学科の合格最低点についてはこちらになります。

学部学科 合格最低点
医学部医学科(一般枠) 1224.4
医学部医学科(地域枠・鳥取県枠) 1236.1
医学部生命科学科 1143.3
医学部看護学科 505.0
医学部保健学科 641.2

 

鳥取大学医学部医学科の入試には、一般枠地域枠(県枠)があり、それぞれ合格最低点や倍率に違いがあります。

特に地域枠は、卒業後の県内での医療機関への勤務が条件となることが多く、2025年度もこの傾向が継続されると見込まれています。

2024年度入試では、一般枠の合格最低点が1,226.4点、鳥取県枠が1,236.1点と、年度によっては地域枠の方が合格最低点が高くなることもありました。

これは、地域枠の倍率や受験者層の変動が影響していると考えられます。

共通テストのボーダーは、一般枠・地域枠ともに高水準を維持しており、700点台が目安です。二次試験では、論理的思考力と記述力が問われる数学や理科の難易度の高い問題、そして面接が合否を分けます。

この合格最低点を本番で自分が得点すべき最低ラインだと考えましょう。

 

工学部(機械・電気など)理系科目の配点比

鳥取大学工学部の配点は下記のようになります!

学部学科 共通テスト 2次試験
工学部機械物理系 510 410
工学部電気情報系 460 360
工学部化学バイオ系 460 360
工学部社会システム土木系 460 310

鳥取大学工学部の入試は、共通テストと二次試験の配点構成において、理系科目の比重が非常に高いのが特徴です。

2025年度入試では、共通テスト900点満点に対し、二次試験は800点満点となり、理系科目の重要性が明確に示されています。

この高い配点比率を活かすには、二次試験で高得点を獲得することが必須です。

このように、二次試験では数学と理科だけで800点、全体の約47%を占めます。

この配点比率から鳥取大学の合格最低点を突破するためには、2次試験に対応できるように数学と理科を徹底することが不可欠です。

 

農学部・地域学部など文系理系混合学部の特徴

鳥取大学地域学部、鳥取大学農学部の配点になります!

学部学科 共通テスト 二次試験
農学部生命環境 920 220
農学部共同獣医 920 620
地域学部地域創造コース 720 300
地域学部人間形成コース 920 210
地域学部国際地域文化コース 1200 410

鳥取大学の農学部と地域学部は、文系・理系問わず多様な科目の学習が求められる特徴的な学部です。

これらの学部は共通テストの配点比率が高く、二次試験の配点が比較的低いため、共通テストで高得点を取ることが合格へのカギとなります。

鳥取大学農学部では、生物や化学といった理系科目の知識が重要ですが、二次試験では小論文や面接が課される場合があります。

鳥取大学地域学部は、文系科目(国語、地理歴史、公民)と理系科目(数学、理科)の両方が求められる傾向があります。

得点率の目安としては、共通テストで6割台後半から7割を目標に設定するとよいでしょう。

共通テストで目標点に達していれば、二次試験で極端な失点をしなければ合格の可能性が高まります。

これらの学部では、共通テストの対策をまんべんなく行うことが重要ですが、特に得意な科目を伸ばし、得点源とすることで、合格に近づくことができます。

まとめると、考え方はどの学部にも共通しますが、

  • 総合の合格最低点を基準にする
  • そこから「共通テスト」or「二次試験」のどちらに比重を寄せるか決める
  • 合計点を越えるために各科目の具体的な目標点を設定する

ことが重要になります。

合格最低点から逆算する得点戦略

 

学部によって様々ではありますが、全体としてみると総合の合格点は55%~65%となっています。

 

また、文系学部であれば二次試験の配点の方が低く、逆に理系学部は同比率、もしくは二次試験の方が高い傾向も見受けられます。

そのため「文系学部は共通テスト」、「理系学部は二次試験」での得点率、もっと言えば「共通テストと二次試験に共通する科目」の得点率が合格に大きく影響すると考えられます。

ここからはそれらを踏まえて「得意科目重視型(共通テスト強者向け)」「二次試験重視型(論述・記述対策)」を分けて対策を解説していきます!

 

得意科目重視型(共通テスト強者向け)

共通テストで高得点を狙う受験生には、この戦略が有効です。

鳥取大学の農学部や地域学部のように共通テストの配点比率が高い学部では、特に効果を発揮します。

共通テストで得点率75%以上が獲得できた場合、二次試験で多少の失点があってもカバーできる可能性が高まります。

具体的な戦略としては、共通テストの過去問を徹底的に解き、時間配分や問題形式に慣れることが重要です。

また、苦手科目の克服に時間を割くよりも、得意科目をさらに伸ばし、満点に近い点数を取ることを目指す方が効率的です。

共通テストの点数が安定すれば、二次試験のプレッシャーも軽減され、落ち着いて試験に臨むことができます!

 

二次試験重視型(論述・記述型対策)

二次試験の配点比率が高い鳥取大学の医学部や工学部を目指す受験生には、この戦略が有効です。

共通テストで目標点に届かなくても、二次試験で鳥取大学へ逆転合格を狙うことができます!

この戦略では、共通テストの対策と並行して、二次試験の記述・論述対策を徹底することが重要です。

特に、数学や理科では、単なる知識だけでなく、論理的な思考力や記述力が問われます。

過去問を繰り返し解き、解答のプロセスを丁寧に書く練習を積むことが不可欠です。

また、医学部では面接も重要な要素となるため、面接対策も怠らないようにしましょう

共通テストで得点率60%台でも、二次試験で8割以上の得点を取ることができれば、合格圏内に入ることが可能です

自分の得意な科目や思考スタイルに合わせて、共通テストと二次試験の配点のバランスを考慮した上で、最適な学習計画を立てることが合格への第一歩です。

鳥取大学に限った話ではありませんが、基本的に二次試験は簡単~標準的な問題を確実に得点する必要があり、落とす人から負けるテストになっていると言えるでしょう。

そのためにまずは標準的な問題を確実に得点できるように普段の演習を行っていきましょう。

 

「広大研」は広島の高校生の第一志望合格をサポートしています!

いかがでしたでしょうか。

鳥取大学の入試難易度についてご理解いただけたでしょうか。

漠然と鳥取大学を目指していた受験生はこれからどれくらいの点数を目指せばいいのか少しは明確になったかと思います。

普段の模試の得点を見るときにも一つの指標にしていただいてもいいです。

 

志望学部が決まっているのであれば、その学部の細かい分析をしていく必要があります。

それについては、広大研公式ブログを参考の上、計画を立てるようにしてください。

 

当サイトを運営している広大研は、「受験にドラマを」を合言葉に、第一志望に合格したい!という広島のみなさんを徹底サポートしています!

 

広島大学だけではなく、旧帝大・難関私立への合格実績も十分です。

予備校を探している広島の高校生は、以下記事をぜひお読みください

 

計画を立てるのに困った、また鳥取大学受験に関する質問があれば、いつでも広大研にご相談ください。無料体験授業にて面談を行っております。

この記事を書いている人 - WRITER -
橋本 一毅
逆転合格塾 広大研 広島駅前校 英語科国語科講師 中学受験ゼミ主任講師 広島大学教育学部卒 広島城北中・高卒 広大研にてE判定から広島大学教育学部へ現役合格。広大研卒塾後、すぐに講師として参画した。自らが体感した広大研の逆転合格メカニズムを授業に反映させている。 読書家であり、高い語彙力を生徒たちに披露している。担当科目は国語、英語、受験コンサルティング授業。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 広大研 公式ブログ , 2023 All Rights Reserved.