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大学受験のための予備校っていつから通うべき?塾経営者が語る

入江智史
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入江智史
広島大学総合科学部卒、基町高校出身。 18歳で広大研を創業し、これまで14校での講演実績。 緻密な計画で受験生の逆転合格をコンサルします。

 

こんにちは!

広大研代表の入江です。

 

今回は、大学受験に備えて塾や予備校にはいつから通うべきなのかについて、解説していきます。

大学受験を見据えていつから塾や予備校に通えばいいのか迷っているという人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

塾・予備校にはいつ頃から行くのが理想的なのか

塾・予備校にはいつ頃から行くのが理想的なのか

 

いつから塾に行くべきなのか、それ以前に塾に行く必要はあるのか?そんな疑問を持っている人もいるかと思います。

実際、どのくらいの高校生が塾に通っているかというと、2017年にベネッセ教育総合研究所が発表した「学校外教育活動に関する調査2017」によれば、2017年時点で39.0%が塾に通っているとされています。つまり、3人に1人くらいが塾に通っているというわけです。

僕自身も高校1年の頃から英語と数学だけは塾に通っていました。しかし、結局のところ、全員が同じ時期から塾に行く必要は必ずしもないと思っています。というのも、人によって塾に求めるものというのは違うからです。僕の場合、勉強の基礎ができているかどうか、というところを重視しています。

 

1.勉強の基礎ができている場合

 

基礎的な部分が理解できていて、学年でもトップクラスの成績、その上自分で学習習慣がついているという人であれば、極論的には塾はいらないです。なぜなら、塾に行かなくても自分でどんどん成績をあげられることがわかっているから。

とはいえ、難関大などを目指す場合には、応用問題などへの対策が必要な場合もありますよね。そういったことも加味すると、高2の終わりから1年間の短期集中で塾や予備校に通うことがオススメです。

 

2.勉強の基礎ができていない場合

 

しかし、実際は、基礎でつまづいたり、勉強する習慣ができていなかったりとサポートや管理をしてもらわないと勉強できないという人が大多数ですよね。そんな人こそ、塾に通うべきだと僕は考えています。

理想的なのは高2の終わり頃から1年間での短期集中で塾や予備校に通うことです。しかし、受験もそこまで甘いものではなく、英語や数学などは1年では伸びません。だからこそ、僕も高1の頃から英語と数学だけは塾に通っていました。

それでは一体いつから塾や予備校に通えばいいのか、という話になりますよね。これらを踏まえて僕がオススメするのは、以下のような通塾スタイルです。

  • 高1:英語もしくは数学で週に1回程度
  • 高2:英語と数学で週に2回程度
  • 高3:塾や予備校でがっつり勉強漬け

特に高1の時に関しては、自分の得意科目を磨くことを意識してください。それによって、将来的にその科目を武器にすることにつながります

このように、短期間で伸びにくい科目を高1から塾で学習しつつ、勉強できる習慣を作っていくことがオススメです。

 

塾や予備校の選び方は?

塾や予備校の選び方は?

いつから塾・予備校に行くのかがわかっても、どこに行けばいいのかが分からない。あなたはそんな不安を抱えているのではないでしょうか?そこで続いては、塾や予備校の選び方について、以下のポイントをご紹介します。

  1. 料金
  2. 通いやすさ
  3. 目的
  4. 授業形式

それぞれについて見ていきましょう。

 

1.料金

 

選ぶ基準の1つは料金ですよね。安いほどいいというわけではありませんが、高すぎると困るのも事実かと思います。結論から言うと、

参考ですが、文部科学省が平成28年度に発表した「子どもの学費調査」では、高校生の年間の学生塾費用は平均で公立高校でよそ13万円、私立高校でおよそ22万円という額になっています。塾を活用していない家庭も含めているので実際はもっとお大きな金額になるでしょう。

学習塾の費用でいうと、例えば、弊社広大研では英語、数学、国語の各教科が月4回授業で1科目あたり12,000円ですし、大手である明光義塾では高校1年生が週1回授業を受けたとして月に1,4000円となっています。

また、予備校の場合、大手である河合塾ではスタンダード数学コースで高校1年性が週に1回授業を受けると128,800円となっています。

これらの料金の他にも、場合によっては入会金や季節講座の費用、テキスト代が必要な場合があります。

 

このように、金額だけで見るなら学習塾の方が安いと言えるでしょう。

 

2.通いやすさ

 

学習塾・予備校を選ぶ上で忘れてはいけないのが、通いやすさです。あまり遠いところに通うとなると、移動時間は精神的な負担にもなりますし、受験前ともなれば、少しでも時間が惜しいですよね。

そのため、あまり遠くないところ、もしくは通学路の途中などに校舎がある学習塾・予備校を選ぶようにするのがいいでしょう。

 

3. 目的

 

もちろん、なんのために通うのかという目的にあった塾・予備校選びももちろん大切です。

基礎が固めたいのか、応用対策がしたいのかといった部分は非常に重要ですし、塾・予備校によってはAO入試・推薦入試に向けて面接や小論文の対策ができることもあります。

旺文社教育情報センターの2018年の発表によると、2017年度のAO・推薦での入学者は過去最高の44.3%に上ったとされており、これらの入試もかなり身近になっています。あなたも視野に入れているのであれば、対策のできる塾・予備校を選ぶというのも一つの基準でしょう。

 

4.授業形式

 

あなたに合った授業形式かどうかというのも非常に大切です。個別指導なのか、集団指導なのか、集団でも大人数なのか少人数なのかといったところをきちんと考える必要があるでしょう。どれが自分に向いているのかわからないという場合には、多くの塾・予備校で無料体験ができるので、試してみるのがオススメです。

他にも、塾・予備校によっては独自の形式が用意されていることもあるのでチェックしてみるといいでしょう。例えば広大研では、家庭学習のサポートを行う自習コンサルティングを行っています。

 

高校生は予備校に行くべき?塾に行くべき?

高校生は予備校に行くべき?塾に行くべき?

 

塾と予備校のどちらに行けばいいのかわからない、という人もいるかと思います。ここまで上げた条件を参考にするのはもちろんですが、塾か予備校か、という観点での選ぶ基準を少しだけお話ししておきますね。

結論から言うと、高3の時点で基礎ができていれば、1年予備校に行っても大丈夫。高1〜高2基礎ができていない場合はがオススメです。

と言うのも、予備校では基礎を固めると言うよりも応用などの試験対策に特化していることが多かったり、浪人生などもいて入試に向けてピリピリしていたりするためです。基礎固めには向いていないですし、高1から受験に向けてピリピリしていては疲れてしまいますよね。

 

大学受験に向けて塾・予備校にいつから通うかはあなた次第!

 

さて、ここまで大学受験に向けて塾や予備校にいつから通うべきなのか、どうやって選ぶべきなのかという話をしてきました。確かに早くから塾に行くメリットは大きいですが、部活や恋愛、学校行事と高校でしか経験できない青春もたくさんあります。

なので、あなたの現状に合わせて通塾することがオススメです。結論だけもう一度まとめて終わりますね。

大学受験に向けて塾・予備校にいつから通えばいいのか

【基礎が固まっていない場合】
高1:英語もしくは数学で週に1回程度
高2:英語と数学で週に2回程度
高3:塾や予備校でがっつり勉強漬け

【基礎が固まっている場合】
高2の終わりから1年間の短期集中

 

広大研代表の入江でした!

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広島大学総合科学部卒、基町高校出身。 18歳で広大研を創業し、これまで14校での講演実績。 緻密な計画で受験生の逆転合格をコンサルします。

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