【プロが解説】明治大学商学部の学部別試験(英語)の傾向と対策
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こんにちは。
明大研戸越駅前校です!
今日は明治大学商学部の学部別試験の英語を徹底解説していきます。
明治大学の中でも志願者人数も多く人気な商学部。
(2025年度入試では理工学部に次いで多かったです。)
今回は特に明治大学商学部学部別試験の英語を対策する上で重要なポイントをまとめていくので、
ぜひ今後の受験勉強の参考にしてください。
本記事の目次
明治大学商学部学部別試験の英語の出題形式
まずは出題形式から確認しておきましょう。
ここ3年間の傾向を踏まえてみると
- 文法問題
- 会話問題
- 長文問題
- 長文問題
の大問は4問構成となっており、150点満点の制限時間は80分となっております。
ちなみに試験時間80分というと、共通テスト英語Rと同じ試験時間ですね。
では各大問について簡単に確認していきましょう。
大問1:文法問題
大問1は文法問題となっております。
| 年度 | 問題数 |
| 2025年度 | 15問 |
| 2024年度 | 14問 |
| 2023年度 | 14問 |
ここ3年間の問題数は以上のような形となっております。
文法問題とはいえ出題される問題はいわゆる4択問題となっております。
難易度的には比較的標準レベルのものが多く数問難しいなと感じる問題もちらほら・・・という具合です。
後ほど詳しく説明はしますが網羅系の文法問題をしっかりと行う必要ありますね。
大問2:会話問題
2025年〜2023年のうち2024年を除いては会話問題が出題されました。
大問2の中で会話問題が2つ出題されており、
それぞれに対して設問が4〜5問ほど用意されております。
難易度的にはそれほど難しくはないので大問1と合わせて素早く読み込み大問3〜4の長文問題に備えたいですね。
大問3、4:長文問題
大問3〜4は長文問題となっております。
テーマとしては歴史、文化、科学など多岐のテーマに渡り、
語数は1000語程度で中には1000語以上を超えるものもあります。
問題の出題内容も色々な出題のされ方がされており、ほとんどが選択式の解答となっています。
ただし例年記述式の解答方法で語形変化の問題がここ3年間で出題されています。
明治大学商学部学部別試験の英語の対策
ここでは各大問の対策について述べていこうと思います。
大問1:文法問題
大問1は文法問題となっております。
前提としては単語帳や熟語帳は最低1冊は完成させないといけません。
その上で文法問題の参考書を行いましょう。
個人的におすすめなのはヴィンテージやスクランブルといった分厚い網羅系の参考書です。
ただしこちらは英語が苦手な生徒だと1人でやりきれない場合があるためそういう生徒には
ポラリスシリーズを勧めています。
最低限、高3夏までに文法の知識を入れて演習をしていきましょう。
文法の知識が入っているかどうかの目安として私がよく言っているのは
「人に説明できるかどうか」と伝えています。家族・友人・塾の先生などなど自分が覚えた英文法を説明してあげてそれがすらすらできるようであれば
その分野に対して理解できていると考えれます。
演習後は一度過去問などを解いてみてどの問題で落としているかを分析しましょう。
文法問題(4択問題)は大きく分けると
- 文法の知識問題
- 英単語や英熟語の暗記問題
に分けられると考えております。
「知識問題は取れているけど、英熟語の問題ができなかったな・・・」と自分がどの問題で落としているかを分析し、
それに応じた勉強をさらに行っていきましょう。
大問2:会話問題
大問2 は会話問題となっております。
内容自体はそこまで難しくないため大問1、2を合わせて約20分では解きたいところです。
会話問題とはいえ、会話表現を知っておかないと必ずしも解けないというわけではなく、
文の前後の意味から考えて解くような問題もあるため基本的には文をいかに早く読むかが大切です。
会話問題の参考書としては「肘井学の 英語会話問題が面白いほど解ける本」であったり個人的には
「ネイティブか使っている英会話シリーズ」もいいなと思っています。
ただ会話問題に関しては他の大学、学部学科で出題されるかされないかがあるため
優先順位としては低い方かなと思っております。(それよりまずは英単語・熟語・文法優先)
大問3、4:長文問題
大問3、4は長文問題です。
上記で述べたとおりテーマなども一概には決まっておらず、問題の出題形式も決まっておりません。
ですので対策としては色々なジャンルの問題を時間制限内で読み、演習する必要があります。
時間配分としては80分のうち約20分で大問1、2を行わないといけないため、約60分で大問3、4の長文を行うことになります。
つまり最終的には約1000語程度の英語長文を30分以内で読む練習をする必要があります。
いきなり、それを行うのはなかなか難しいためまずは時間無制限で読んでみてそれを徐々に制限していくのが良いですね。
おすすめの参考書としては
関先生のルールズやポラリスシリーズ、レベル別問題集シリーズ、やっておきたい英語長文シリーズが良いですね。
ここ数年出題される語形変化問題に関しては
あまり参考書などで取り扱いがないため赤本などを利用し解けるようにしていきましょう!
COLUMN:英単語2冊目は必要か
よく聞かれる質問として英単語の2冊目は必要かというのがあります。
この記事を書いている明大研塾長の意見としては受験までに時間があれば2冊目はしても良いと考えています。
一般的に明治大学を受験する方は3科目の場合が多く、他の教科の対策もしなくてはいけません。
そうなってくると受験までの残り時間を考慮し英単語2冊目を行う余裕があるかが微妙かなと思います。
英単語1冊を仕上げて+で「過去問などを解きわからなかった単語などを調べて覚える」を行えば
戦えるだけの単語力は身につくかなと考えております。
ただ、その反面明治大学を受験する生徒のはさらにレベルが上の早慶上智を受験する方が多く
その受験者たちはもれなく2冊目を行っている可能性が高いです。
その受験生たちと戦うとなると2冊目をしておくのも作戦のうちかなと考えれることから
時間があれば2冊目はしても良いと考えています。
むしろ早期の対策をして、2冊目をやっておくのが良いですね。
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