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広高校に合格するには!! 現役高校受験プロ講師がわかりやすく徹底解説!

中野寛大
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中野寛大
逆転合格塾 広大研 広島駅前校・西条校・呉駅前校 英語科国語科講師 西条校及び呉駅前校責任者 広島大学法学部卒、大分上野丘高校出身。指示語と接続詞をこよなく愛しており、読解のメインツールとして生徒に広めている。 コメント: 共通テストのみならず、2次入試にも通用する英語力、国語力をつけるべし。

みなさんこんにちは!

広大研公式ブログ編集部の中野です。

今回ご紹介するのは広高校

呉市広大新開にあり、JR呉線「新広駅」から徒歩10分程度という好立地にある伝統ある公立高校です。この記事では、広高校を志望する中学生の皆さんに向けて、合格に必要な情報を余すことなく提供していきます。

令和5年度から広島県の公立高校入試制度は大きく変更されました。特色枠・一般枠という二段階選抜や、自己表現の導入など、制度を正しく理解しなければ合格戦略を立てることはできません。この記事を最後まで読んでいただければ、「自分は何をすべきか」がはっきりと見えてくるはずです。

 

広高校の学校紹介

まずは広高校の情報を整理しましょう!自分が行きたい高校にどんな特徴があるのかをよく知らないと言うのは変な話です。また、調べて魅力を感じればより勉強に集中できるようになりますよ!

 

基本情報と歴史

広高校は1920年代に創立された、呉市を代表する進学校の一つです。思っているよりもずっと古いルーツがあるんですよ!校訓は「質実剛健」「自主自律」。これは「派手さではなく誠実さを大切にし、自分で考え自分で行動する」という教育方針を表しています。

戦後の教育改革を経て普通科高校としての形が確立され、今日に至るまで多くの卒業生を送り出してきました。卒業生は広島大学や県内外の国公立大学に進学して活躍しており、地元社会からの信頼も厚い学校です。

 

校風と生徒の雰囲気

広高校の校風は「自由と責任の両立」です。比較的落ち着いた雰囲気の中で、生徒の自主性を尊重する文化があります。行事や部活に積極的に取り組む生徒が多く、学校全体として明るく活発な空気があります。校門前でチラシを配った際にも他の高校と比較して挨拶を明るくする生徒が多く、人柄の良さが非常に目立ちます。

一方で、自由度が高い分、自ら学習に取り組む姿勢が求められます。放任ではなく、やる気のある生徒には先生方がしっかりとサポートしてくれるため、主体性を発揮したい人にとっては非常に良い環境です。

 

部活動と学校行事

運動部は野球部、サッカー部、バレー部、陸上部などが盛んで、県大会に出場する部もあります。

文化部では吹奏楽部、美術部、書道部が有名で、地域イベントに参加する機会も豊富です。

学校行事も充実しており、体育祭・文化祭は毎年大きな盛り上がりを見せます。

文化祭ではクラス企画や部活動発表が行われ、生徒が一丸となって取り組みます。修学旅行や遠足、校外学習も多く、思い出づくりの場が豊富です。また、高校にしては珍しく合唱コンクールもあるようです。

 

進学実績

広島大学や県内国公立大への合格者を毎年輩出しており、県内外の私立大学(広島修道大、広島工業大、近畿大など)への進学者も多数います。指定校推薦や総合型選抜を活用する生徒も多くいます。就職や専門学校への進学も一定数あり、幅広い進路選択が可能な点が魅力です。

 

2025年度の主な大学進学実績は下にまとめておきましたので確認してください!

国公立大学

大学名 人数
九州大学 1名
広島大学 5名
愛媛大学 3名
大阪公立大学 1名
熊本大学 1名
大阪公立大学 2名
県立広島大学 6名
広島市立大学 8名

 

私立大学

大学名 人数
立命館大学 8名
近畿大学 48名
同志社大学 1名
京都産業大学 3名
龍谷大学 4名
関西大学 8名
広島修道大学 82名
広島工業大学 111名

このように見てみると、国公立大学への進学はあまり多くないように見えます。特に広島大学に合格することは学生の数と比較しても簡単とは言えないでしょう。近場に大きな塾がないことも原因の一つではないかと考えられます。ただし、一人一人のモチベーション自体は決して低くありません。

塾講師目線だと広高校の生徒は伸び代の塊です。

 

偏差値と入試倍率

次に高校の人気と直結する偏差値と入試の倍率を見ていきましょう。

この2つの数値に影響を与えるのは、大学進学実績や校風、アクセスの良さなどが挙げられます。

また呉に住んでいる方のお話を聞くと、呉宮原高校の中学生への説明会のプレゼンは非常に魅力的で進学したいとそこで決める方も多いようです。

 

偏差値

高校入試では偏差値というものがかなり重要視されます。模試の成績をもとに自分の適正レベルの高校を知ることになるのですが、基準となる数値は50です。ざっくりと平均点が50点/100点の少し難しいテストで68点/100点を取ると偏差値は60になります。こう言われるとそんなに難しくないのかもしれないですね?

模試データや進学サイトによると、広高校の偏差値は 61前後。県内では中堅上位〜上位に位置し、呉市内では三津田高校(偏差値64)に次ぐレベルです。

「部活や学校行事を楽しみたいが、進学も重視したい」という層に選ばれています。

 

倍率の推移

広高校は毎年安定した入試倍率になっていますが、直近五年間の倍率は特に意識しておくと良いでしょう。特

前年の倍率が高いときは、次の年の倍率は少し下がるでしょう。

一次選抜の倍率は以下の通りです。

令和3年度 1.43倍
令和4年度 1.04倍
令和5年度 1.01倍
令和6年度 1.05倍
令和7年度 0.99倍

こう見るとここ数年倍率が下がっているように見えますが、そもそも呉市の若年層が年々減少していることもあり倍率が下がっていることも考えられます。

また倍率が下がったからといって「楽勝」ではなく、毎年不合格者は必ず出ています。倍率が1.0倍を切っても本番で点数が取れなければ落ちるため、油断は厳禁です。

 

他校との比較

広高校を選ぶかどうかはやはり他の高校との比較で決まるでしょう。

特に呉に住んでいる方が選ぶ候補の高校として呉三津田高校と呉宮原高校を紹介しますね。

 

呉三津田高校 一次選抜最終志願倍率
令和7年度 令和6年度 令和5年度
定員 200 200 240
志願者数 184 175 211
倍率 0.92 0.88 0.88

広大研呉校に通う生徒の話をまとめると、
「呉三津田高校は進学実績に強みがあるものの、課題やテストが非常に多く、生徒によっては負担が大きいと感じることもある。その影響で、呉三津田高校から広高校へ進路を決める生徒が一定数いる
という意見が聞かれました。

学力的には呉三津田高校に進学できる生徒が、広高校の自主性を重んじる校風に魅力を感じていると考えると、大学入試のことをすでに考えながら行動しているライバルが広高校内部にも多くいるということになります。

 

呉宮原高校 一次選抜最終志願倍率
令和7年度 令和6年度 令和5年度
定員 200 200 200
志願者数 237 216 228
倍率 1.08 1.08 1.14

こう見ると、どの高校も倍率は年々下がっていることがわかりますね。ただ宮原高校の方が倍率は高く、より人気があると言えます。もちろん、偏差値が低い分受験の敷居が低いということは考慮に入れるべきでしょう。最寄駅が大きな呉駅ということも少しは影響しているのかもしれないですね(山の上に高校があるのだけは勘弁して欲しいのですが)。

 

広高校の入試制度と配点

ここまでは倍率や偏差値のお話をしてきましたが、広高校の入試制度と入試配点を知ることはそれ以上に大事です。この入試制度と配点を理解して、目標点を決めて勉強することが受験合格への近道です。必ず理解してより良い計画を立てましょう!

広島の高校入試は特色枠一般枠の2枠を受験することができます。

それぞれ配点が異なりますから、必ず確認してくださいね!

 

特色枠

特色枠は調査書点(内申点)の比重が大きく、実技科目や授業態度を重視します。

自己表現入試も含まれるため、日頃から積極性を示すことが合格に直結します。

学力検査 400
調査書 400
自己表現 200
合計 1000

一般入試は学力検査に配点が寄っています。

受験当日の学力が非常に大事になってくると言えます。

 

学力検査

当日の学力検査の配点は以下のとおりです。

教科 配点
国語 50点
数学 50点
理科 50点
英語 50点
社会 50点
合計 250点(→ 400点満点に換算。)

特色入試の当日の試験配点は各科目50点です。もちろん400点に換算されるので、実際各科目80点になると考えてください。この検査と自己表現入試200点の合計600点が当日の点数になります。

 

調査書

また調査書の配点は以下のとおりです(325点満点を400点に直します。)。

国語 社会 数学 理科 音楽 美術 保体 技・家 外国 合計
25 25 25 25 50 50 50 50 25 325

副教科の配点が2倍になります。ちなみに1、2年生は1科目5点(副教科10点)、3年生は1科目15点(副教科30点)になります。特色入試は調査書の配点が非常に高いので、1年次から必ずテストでは高得点を取りましょう!

 

自己表現

自己表現入試は広島県独自の試験で、面接や小論文、口頭発表などが行われます。短時間で意見をまとめ、論理的に話す練習を普段から積むことが大切です。

配点は本来30点ですが、200点に換算されます。

結構大事な入試の要素になるので、必ず対策をしましょう!

 

一般枠

次に一般枠も確認しましょう。

一般枠はよくある高校入試ですね。

科される試験自体は同じなのですが、配点が異なるので注意しましょうね!

学力検査 600
調査書 200
自己表現 200
合計 1000

一般入試は学力検査に配点が寄っています。

自己表現入試を含めて受験当日の学力が非常に大事になってくると言えます。

 

学力検査

当日の学力検査の配点は以下のとおりです。

教科 配点
国語 100点
数学 100点
理科 50点
英語 100点
社会 50点
合計 400点(→ 600点満点に換算。)

国語英語数学の配点が2倍になっていることに注目です。実際は150点ずつ国数英はあるわけですから、必ず高得点を取るようにしましょう!高校に入ってもこの3科目は重要になりますから、理にかなっている配点です。特に数学と英語は点数がとりやすい部分と取りにくい部分がはっきりしているので、問題の分析も必ず行いましょう!

 

調査書

また調査書の配点は以下のとおりです(225点満点を200点に直します。)。

国語 社会 数学 理科 音楽 美術 保体 技・家 外国 合計
25 25 25 25 25 25 25 25 25 225

 

自己表現

自己表現入試は広島県独自の試験で、面接や小論文、口頭発表などが行われます。短時間で意見をまとめ、論理的に話す練習を普段から積むことが大切です。

配点は本来30点ですが、200点に換算されます。

結構大事な入試の要素になるので、必ず対策をしましょう!

 

広高校合格に必要な内申点とボーダーライン

闇雲に勉強している

さて、ここからは皆さんが最も気になるであろう内申点学力試験のボーダーラインについて説明します。今回は普通科(一次選抜)に対する内申点と学力試験のボーダーラインを考えていきます。

 

広島県公立高校入試の仕組みについて、配点などまだ詳しく知らないという方は以下の記事でどこよりも分かりやすく解説しているので、そちらをご覧になってから戻ってきてください!

 

関連記事広島県立(公立)高校入試の仕組みやボーダーラインは?対策方法も解説

関連記事【誰でもわかる】広島県の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由

 

また自己表現入試についても気になる方は以下にまとめているのでぜひ参考にしてください!

【これ見て完璧】広島の自己表現入試について塾講師がわかりやすく解説

 

必要な内申点(調査書)

前項でも述べた通り、広高校は県内でも上位の進学高校です。近年の倍率が低いからと言っても年によってバラツキはありますし、油断は禁物です!

特に、高校に入った後の勉強は中学までの勉強内容が定着していることを前提に進みますし難易度も上がっていきますから、高校に入った後に苦労したくなければギリギリまで勉強をし続けましょう!(編集者の中野は高校合格後にのんびりしすぎて高校の勉強では置いてかれました。)

 

広高校に合格している中学生の多くは、平均点100/135点満点の内申点を確保しています。

評定平均3.7/5となりますね!

これは、4/5以上の教科の内申点が4であることを示しています。

もし評定5の科目があればもっと高く内申点を取ることができますね!

 

中学生の皆さんからすると、「どうすれば評定4以上が取れるの」と疑問に思うかもしれませんが、実はやることはシンプルです。

「考査得点75点以上+提出物+積極的な授業参加」が必要になります。

得意科目は8割〜9割得点してなんとか評定5をもらっておきたいところです。

提出物については、テスト範囲を先取りで勉強できれば簡単に終わらせることができます。逆に、テスト直前に提出物に焦っているようではなかなか75点以上の点数を取ることは難しいでしょう。

考査で75点以上の得点を取るために何をするべきかについてはのちにお話ししますので、

今は次に進みましょう。

 

※内申点について仕組みや対策をもっと知りたい人は、

以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

関連記事:【誰でもわかる】広島県の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由

 

本番の学力調査で必要なボーダーライン

広高校に合格している中学生のデータを基にすると、240点/400点満点の点数が欲しいです。

※国語数学英語は各100点、他教科各50点 合計400点

各教科、平均60%ほどの得点が必要となりますね。

 

上記点数はあくまでも各教科均等に点数を算出しただけであって「得意な数学は9割近くの点数を取りながら、苦手な社会を最低でも5割の点数は確保する」といった風に、自分の得意・不得意科目に応じた点数配分をすることを意識するようにしましょう!

 

また、広島県の公立高校入試は全国的に見ても記述式の問題が多いです。

過去問などを通して記述問題に慣れておかないと受験本番で苦しむことが予想されます。

 

ここまで不安要素が多かったですが、

令和5年度の入試方式の改正により中3からでも逆転合格が狙いやすくなりました!

内申点の配分が下がり、自己表現入試が追加されたからです!

自己表現入試は全体の20%の配点を持っていますから、必ず事前に準備をして対策をしておきましょうね!

 

対策を十分に行えた場合、内申点が目標点数に達していなくても本番の学力調査で逆転合格できる可能性もありますので、最後まで諦めず頑張れば合格を掴み取ることも可能です!

 

 

合格に向けた勉強計画

ここからは広高校に合格するための具体的な勉強計画について解説していきます。

勉強のペースや内容面で悩んでいる人は是非参考にしてください。

 

気になる科目だけ見てもらうことも可能です!

以下の科目をクリックしてもらえればジャンプできます!

 

英語

 

数学

 

国語

 

理科社会

 

英語の勉強について

中学一年生~中学二年生の間は、

学校のテストで80点取る事を目標に勉強してください。

一・二年生の間の勉強が基礎になるので、ここで躓いてしまうと三年生になってからの演習が思うようにできません。分からない所などはすぐに先生や友達に聞いたりして、疑問を疑問のまま残さないように勉強する習慣をつけておきましょう。

 

また、長期休暇(春休みや夏休み)は、前学期の復習と次学期の予習に時間を使えると良いです。

学校の宿題や部活動なども忙しいかもしれませんが、少しずつでも自分の勉強を進めておくと次学期からの勉強が進めやすくなります。

余力がある人は、各単元の発展問題にも取り組んでみましょう。

 

復習については学校のワークの解き直し、予習については「1つ1つ分かりやすくシリーズ」を進めることをお勧めします。特に数学と英語はつまずきやすい教科なので、復習と先取り学習を手厚く行うようにしましょう!教科書ベースで進めたいのであれば、市販の教科書ワークを強くお勧めします。内容の先取りと定着にはうってつけの教材です!

テスト直前には「定期テスト対策問題集」を使うと良いでしょう!

 

理想は年内にその学年の勉強を終わらせてしまうことです。夏と冬の期間を上手に使えば先取りも十分可能ですし、もちろん自力で進めるのが難しければ、塾にお任せください!

 

三年生に入ってからは、学校の勉強+αを心がけましょう。

夏休みの間には3年生の内容を全て終わらせてしまいたいです。

その後は問題演習を主軸に勉強を進めていくことになるので、英語については自分で長文を読んだり会話文を解いたりして問題に慣れておきましょう。

長文を読めるようにするためには、自分で長文を読む練習をするしかありません。

その下地作りをするための中学一・二年生ですね。

 

 

また、リスニングも三年生からは自主的に取り組むようにしましょう。

語学の勉強においては、「リスニング」と「音読」は必ずセットで行ってください。

「読めない」「発音できない」言葉は聞き取ることはできません。

 

 

速読英単語の中学編を進めておくと文を読む習慣もつきますし単語も覚えられる、何よりも音源がついているので発音の練習がしやすくてオススメです。3年生スタートでも間に合いますが、早めにスタートしておいた方が有利に勉強を進めることができます。

なお、速単中学編の単語を派生系まで覚えてしまえれば、英検準2級に挑戦することも可能ですし、3級は簡単に合格できるでしょう。

 

 

一・二年生の復習が不十分な箇所もあるとは思うので、

二年生の冬休みを使って、新学期が始まるまでに該当範囲の復習に時間を割いてください。

1つ1つ分かりやすくシリーズを使えば冬休みだけでも簡単に復習することが可能です。

 

数学の勉強について

こちらも英語同様、中学一年生~中学二年生の間は、

学校のテストで80点取る事を目標に勉強してください。

 

数学は分野で内容が分かれているので、英語に比べ復習や勉強がしやすいかと思います。(個人差あり)苦手な人は各単元の基礎問題だけは必ず解けるように答案作成の練習していきましょう。

得意な人は発展問題まで解いて、得点源の科目にしても良いと思います。

1つ1つ分かりやすくシリーズで次学期の内容を予習しておくだけでもかなり楽に勉強することができます。余裕があれば該当範囲の学校のワークを進めることも大切です。教科書ワークシリーズは数学も良書ですよ!

 

 

 

三年生からはこちらも英語同様に、学校の勉強+αを行っていきましょう。

一・二年生時の内容で忘れている所があるようなら、二年生の冬休み・三年生の夏休みを使って復習をして、遅くとも三年生の夏休み中には上記範囲を7割以上はできる状態に仕上げておきましょう。特に3年生の2学期には放物線と三平方という受験で頻出の単元が残っていますから、できる限り先取りをしておきましょう!

 

その後は、過去問等を使いながらひたすら演習を行い、苦手な分野があれば単元別に復習を行うようにしましょう。

 

国語の勉強について

一年生・二年生の間は学校のテストで80点以上を目標に勉強しましょう。

教科書ワークと学校の問題集を進めておけばある程度の点数は取れるはずです。

一・二年生の間は学校の勉強を中心に主に現代文の勉強をしてください。

 

文章が日本語で書かれているため、「何となく読めてしまって」解ける人が多いですが、

自分で解答の根拠を説明できるくらいには読み込む練習をしておきましょう。

一人で進めるのが実は一番難しい科目ですから、塾などでしっかり指導してもらうことをお勧めします。

 

実は現代文の学習及び読み方というのは中学入試から大学入試まで大きく変化することはありません。変化するのは本人の人生経験と語彙力だけです。

高校受験の教材よりも中学受験の教材の方が優秀な教材が多いため、高校受験の教材にこだわりすぎないようにしてください。塾技100は特に内容もレベルも非常にお勧めです!

 

三年生からは学校の課題に加え、市販の中学受験、高校受験対策教材などで多読の練習を積んでおきましょう。語学全般に言えることですが、文章を読めるようにするためには文章を読む練習を多く積む必要があります。

 

古典の範囲も学年ごとの学習の指針は同様です。

しかし、現代文とは違い現代語で文が書かれていないので、

古語など単語の暗記はしておきましょう。

 

余裕があれば先取り的に勉強をすればいいですが、

苦手な人は学校ペースで日々の学習を行ってください。

 

係り結びや現代仮名遣い、漢文の読む順番などはいつ聞かれても大丈夫なように準備しておくことをお勧めします。

 

理科・社会

この2教科も一年生・二年生の間の勉強方針は上記3教科と同じです。

学校のテストで80点以上を目標に勉強しましょう。

最優先は教科書の太字の説明ができることです。単語を答えるだけでなく、説明ができるようにしておくと最終的に入試で問われる記述問題にも対応することが可能です。

 

次に優先するのはワーク及び教科書の端の方に乗っている文言ですが、

基本的に塾の参考書などで勉強した方が早く終わります。

 

以上の対策を最低でも3周するようにすれば80点は必ず見えてきます。

 

また、長期休み期間には1つ1つわかりやすくシリーズを進めておくと初見の単語が減るのでおすすめです。

 

全体方針としては三年の夏休み開始までは学校のテストで点数が取れるように勉強を続けてください。

 

理科・社会の勉強に本腰を入れるのは三年の春休みからです。

 

「そんな時期から始めて間に合うの?」と思われるかもしれませんが、

英語・数学・国語の勉強もする必要がある以上、

その中に理科・社会を同じ分量やっていくことは現実的ではありません

また、定期テストの勉強をしておくだけでもかなり知識としては定着します。

3年生の春は歴史と地理の復習に時間を使いましょう!

 

カツカツの無理な計画を立てると、達成できなかった時に勉強する当人のやる気が下がりやすくなってしまうので、時期によって主軸とする科目は分けておきましょう。

もちろん、理科社会が好きで休憩として解く分にはすごく良いことなので続けましょう。

 

逆に夏休みから理科・社会に本腰を入れるのであれば、それまでに英語・数学・国語の基礎は完璧にし、演習メインで勉強できるスタイルを確立しておく必要があります。

 

5 まとめ

さてさて、いかがだったでしょうか。

具体的な勉強方法などについて解説もしましたが、上記はあくまで参考程度にしてください。

各々で学習状況や得意・不得意などに差があるとは思うので、自分の現状に見合った内容や分量で調整してくださいね。

中学生に自己分析しなさいというのも難しい話ではあるので、高校受験に精通している塾などに話を聞きに行くのも良いと思います。広大研でも無料の体験授業を行なっているのでぜひ申し込んでみてください!

 

また、外部模試などもあるので、三年生は積極的に受験して自分の実力・立ち位置などを確認しておきましょう。

 

それでは、皆さんの受験が少しでも上手くいくことを祈って終わりとさせてもらいます。

このほかにも広島の高校受験について様々な記事を書いていますので、興味があればこまめにチェックしてください。

 

①広高校は呉市の中で中堅の公立高校で、広島大学への進学が一定数ある。部活動も活発に行われている。

②偏差値以上に賢い生徒も多く、自主的に勉強する環境が整っているので自分を成長させる上ではうってつけの場所。

③評定は3.7以上を目指そう。そのために定期テストでは90点を目指そう!

④本番の得点は75~80%は必要。得意科目で80%以上の得点を目指そう!

 

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