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国泰寺高校に合格するには!【偏差値・内申点・倍率をプロが解説】

 
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Keita Takegawa
逆転合格塾 広大研 広島駅前校 英語科数学科講師 広島大学薬学部卒、修道高校出身。様々な問題を生徒目線で考え、生徒からの「なぜ」に応える指導を徹底。やるべき事を最小化し、定期テストupから大学受験合格まで生徒の目標達成に力を注ぐ。

こんにちは。

広大研公式ブログ担当 武川です。

 

・国泰寺高校の偏差値, 入試倍率ってどれくらい?

・国泰寺高校に合格するためのボーダーラインってどのくらい?

 

など、国泰寺高校に合格するためのノウハウを本記事にてお伝えいたします。

 

また、先々の話になりますが、大学受験を成功しやすくするための物事の考え方をまとめたブログ記事も広大研公式ブログには掲載しております。

興味を持たれた方がいらっしゃっいましたら、是非ご一読ください。

 

国泰寺高校の魅力

国泰寺高校は広島県内では数少ない「理数コース」が設置されています。

 

理数コースは、 科学技術の研究開発や医療の進歩等に指導的な役割を果たす人材の育成を目指しており、①カリキュラムの工夫 ②少人数授業 ③科学研究 に重点を置いた授業を行っています。

 

① カリキュラムの工夫について

理科の履修方法が他校と比べ特徴があります。

1年生より、「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」の3科目の授業をすべて行ったうえ

2年生以降に学習する2科目(例:物理+化学、化学+生物)を選択できるようにしています。

これにより

確実に自分に合った選択をすることができる

2年生からより高度な学問の学習をすることで、理系学部・学科の進学が有利になる

利点を生み出しています。

 

② 少人数授業について

数学(高1~高3)や古典(高2)の授業は習熟度別に3つに分けられており

物足りなさを感じることが少ない授業を受けることが可能となっています。

また、それぞれの生徒のレベルに合った授業が行われるので、より一層授業の理解を深めることもできるようになっています。

 

③ 科学研究について

総合的な学習の時間(通称:EPS)という授業にて

6つの分野(物理, 化学, 生物, 地学, 数学, 生活科学)から、自分の希望する分野を1つ選択し、グループでテーマを決め、科学研究を進めていきます。

また、口頭形式やポスターセッション形式などを用いて研究成果を発表する場も設けられており、その際、大学の先生や専門家から助言を受けることもできるようになっています。

ポスターセッション形式は普通なら大学3,4年生が行うようなレベルです。それを高校生から行うのは凄いですね!

 

科学技術の研究開発や医療の進歩等に指導的な役割を果たす人材の育成を何としても輩出したい!という情熱が溢れ出てます!

 

過去の倍率・偏差値はどのくらい!?

国泰寺高校には

普通科

普通科 理数コース

の2種類があります。

 

みんなの高校情報 広島によると、普通科、普通科理数コースの偏差値はともに63となっています。

 

また、過去の倍率について以下の表の通りです。ホットライン教育ひろしま入学者選抜等情報より引用。

市内中心部に位置しつつ、学習カリキュラム・大学合格実績などを理由に人気度が非常に高いと言えるでしょう。

詳しい実績を知りたい方は国泰寺高校のHPをチェックしてみてください。

 

国泰寺高校に必要な内申点とボーダーライン

今回は 選抜Ⅱに対する内申点学力試験のボーダーラインを考えていきます。

 

必要な内申点

国泰寺高校(理数コースを含む)に合格している中学生の多くは、平均105~115点/130点満点の内申点を確保しています。

※内申点の計算の仕方は、5教科5点満点, 副教科は4教科10点満点(5点満点×2倍)の1学年合計65点満点。これを65点満点×3学年分で195点満点のものを130点に圧縮して計算をしてください。

最低でも全科目の内申点が4以上、複数の教科の内申点が5あれば更に良いです。

勉強のモチベーションを3年間維持し続けることは難しい話なので、内申点が少し低い学年があることは仕方ないことかもしれません。ですが、限度はあります!

具体的には、1学年で、52点/65点満点を絶対に下回らないようにしてください!
(例:国 4, 数 4, 英 4, 理 4, 社 4, 音楽4×2倍, 保体4×2倍, 美術4×2倍, 技術家庭4×2倍)

また、仮に下回ったとしても下回っても良いのは1学年分だけです!
それ以上となると、学力試験で相当挽回しなくてはいけません・・・
全学年の内申点で良い点数取れれば、学力試験で少し楽をすることが出来るので、それに越したことはないですよ!

※内申点について仕組みや対策をもっと知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

関連記事:【誰でもわかる】広島県の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由

 

本番の学力試験で必要なボーダーライン

国泰寺高校に合格している中学生のデータを基にすると、90~100点/125点満点の点数が欲しいです。

通常であれば、全科目すべて50点満点(合計250点満点)なのですが

国泰寺高校の場合、数学・英語の2教科は2倍の配点(それぞれ100点満点)になります。

そのため、5教科の合計点も350点になりますので注意して下さい。

 

科目毎の点数配点を踏まえると、数学・英語の2教科が得意なほど学力試験では有利に働くということですね!

逆に言えば、数学・英語が苦手なほど、学力試験で不利になり合格が遠のいてしまいます

 

ボーダーラインの点数を取るための一例として

国:35/50 数:80/100 英:80/100 理:35/50 社:35/50

のように、数学・英語の2教科で高得点を取りながら、他教科で低い点数を取り過ぎないことを大切にしてください。

 

また、早い時期から、数学・英語の2教科を得意科目にしておくことをオススメします!

 

国泰寺高校に合格するための受験計画

国泰寺高校に合格するための受験計画を以下のように分けて解説します。

① 1,2年生

② 2年生 春休み

③ 3年生 1学期

④ 3年生 夏休み

⑤ 3年生 2学期

⑥ 3年生 冬休み

⑦ 3年生 3学期

 

① 1,2年生

やるべきことはたった2つです!

定期テストで全科目90点以上を取ること

・数学、英語の2教科は単元ごとの発展問題が解けるようになること

この2つだけ意識して1,2年生を過ごしてください。

 

② 2年生 春休み

国泰寺高校に合格するためには、数学・英語の2教科を得意にすべきです。

そのため、①の期間で単元ごとの発展問題を解けるようにすることを伝えましたが

取り組むことの出来ていない単元もあると思いますので、1,2年で学習した単元の発展問題も含めを全て解きつつ、発展問題が解ける問題数をできるだけ増やしていきましょう。

それが終わった人は、3年生で学習する単元の先取りをしましょう。

3年生の1学期で学習する単元まで勉強を終えていることを目標にしてみてください。

さらに余裕がある人は理科・社会の1,2年の復習をしてください。

 

「得意教科を伸ばしつつ、苦手教科をできるだけ作らない!」

これが2年生春休みまでに行ってほしいことです。

 

③ 3年生 1学期

基本的には1,2年生の時と同様に、定期テストの点数をひたすら高い点数取れるように努力をしながら、3年生の1学期で学習する数学・英語の単元の先取りを優先としつつ、理科・社会の1,2年の復習を行いましょう。

皆さんの学力状況に合わせて数学+英語 または 理科+社会の勉強を優先すべきか考えてみてください。

 

④ 3年生 夏休み

全教科、3年生の1学期までの総復習を行うのはもちろんです。

しかし、ここまで数学・英語の勉強に相当な比重をかけてきました。

5教科の点数バランスが悪くなる可能性は十分にあるので、国語・理科・社会の3教科を中心に、3年生1学期までの総復習を行ってください。

3年生1学期の復習は取り組みやすいと思いますが、1,2年生の内容はかなり忘れている単元が多いかもしれません。何も考えずにただ1,2年生の内容を復習するとかなりの時間がかかるかもしれません。

ですので、お盆までに、1,2年生の総復習が1周終わるよう計画を立てておくことをオススメします!

※各単元をただ解くだけでなく、基本問題の正答率が7割を下回っていないか必ず確認をしてください。もし、7割を下回っている場合、苦手単元として扱い、7割以上の正答率になるまで何度も繰り返し解きなおしましょう。

さらに余裕がある人は3年生2学期以降の数学・英語の予習をしましょう。

 

⑤ 3年生 2学期

定期テストで高得点を取ることは言わずもがなです。

夏休み中に勉強した国語・理科・社会の総復習が不十分と思う人は、特に苦手な単元を中心に苦手克服を頑張りましょう。2学期の間で2周取り組めることが目標と思ってください。

数学・英語の先取りも併行して行いたいですから、できるだけ的確に苦手単元を把握したいです。

そのため、外部模試を利用し、時期ごとの自分の苦手分野を徹底的に潰していきましょう。

 

⑥ 3年生 冬休み

3年生の2学期に学習した内容を復習しましょう。

2次関数や仕事とエネルギーなどの差がつきやすい単元が多いので、いつもより丁寧に復習したほうが良いと思います。

また、本格的に記述対策も始めてください。

1科目あたり10問ずつ毎日解くことを目安に進めてみてください。

 

⑦ 3年生 3学期

この時期は過去問や予想問題集を使って徹底的に公立高校入試の出題形式に慣れていきましょう。

入試までに過去問は5年分、予想問題集は2~3年分を2~3周ほど取り組むことが理想です。

これだけの演習量と経験を積むことで、本番のテストであがりにくくなり、落ち着いてテストを受けることができ、実力を発揮できるようになります。

国語の作文、英語のリスニング、数学の証明問題、理科・社会の記述問題など、記述形式に対する対策を重視しながら、各教科の試験を解く手順や記述問題など答案の作り方を点検してください。

「前日まで学力は伸びる!」ので、最後まで、粘り強く過去問の演習に取り組んでください。

 

まとめ

いかがでしたか?

国泰寺高校に合格するためには、数学・英語の出来に大きく左右されます。

ですから、苦手科目にならないことを絶対条件としつつ、得意科目と言えなくとも早い時期から先取り学習・様々な難易度の問題にチャレンジし、入試で高得点が取れるような準備をしてください。

また、本番の入試で数学・英語の点数が目標点に達しなかった場合を想定して、残り3教科も7.5割以上の安定した点数が取れる勉強も必要不可欠です。

本記事を通して、国泰寺高校に入学できることを応援しています。

 

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