舟入高校に合格するには!【偏差値・倍率・必要な内申点をプロが解説】
皆さんこんにちは!
広大研ミドルの茶山です。
今回は、舟入高校合格を狙うあなたに向けて、
- 舟入高校の偏差値, 入試倍率ってどれくらい?
- 舟入高校に合格するためのボーダーラインってどのくらい?
など、舟入高校に入学したいと思っている中学生の皆さんへ、舟入高校に合格するためのノウハウを本記事にて徹底解説しています!
令和5年度入試より広島県公立高校入試の仕組みは大きく変わりました。
その点も含めてどこよりもわかりやすく解説しています!
私自身は、広大研ミドル以外でも約10年間、多くの高校受験生を合格に導いてきました。
その経験から得た知識をお伝えしますので、あなたの受験に役立つポイントが必ずあるはずです!
※広島の高校受験の仕組みをよく理解していない人はこちらのブログから読んでください!
関連記事:広島県立(公立)高校入試の仕組みやボーダーラインは?対策方法も解説 | 広大研 公式ブログ
本記事の目次
舟入高校の過去の倍率、偏差値は?
舟入高校には
- 普通科
- 国際コミュニケーション学科
の2種類があります。
今回は、普通科(一次選抜)に関する倍率・偏差値の説明をします。
みんなの高校情報 広島によると、舟入高校普通科の偏差値は65となっています。
皆さんご存知の通り舟入高校は言わずと知れた進学校であり、広島県内の公立高校の中で偏差値は第3位となっています!
また、過去の倍率について以下の表の通りです。ホットライン教育ひろしま入学者選抜等情報より引用しています。
舟入高校(普通科)一次選抜最終志願倍率 | |||
令和6年度 | 令和5年度 | 令和4年度 | |
定員 | 280 | 280 | 224 |
志願者数 | 291 | 423 | 295 |
倍率 | 1.04 | 1.51 | 1.32 |
※令和4年度は選抜Ⅱのデータ
さて、この表を見て皆さんはどのような印象を受けますか?
僕の第一印象は、
「バラツキ大きいな!」
でした。笑
特に令和6年度入試では倍率が落ち込んでいるものの、舟入高校の倍率は平均~少し上くらいだと言えるでしょう。
また舟入高校の偏差値は、
国際コミュが58、普通科が65程度 と言われています。
広島県内の公立高校でも屈指の進学校ですね。
関連ブログ → 広島県の高校の偏差値ランキングは?各高校に必要な学力をプロが解説 | 広大研 公式ブログ (hirodaiken.jp)
また、広島大学を含め毎年多くの有名大学進学者を輩出していることから、教育にかなりの力を入れていることも分かりますね。
舟入高校合格に必要な内申点、ボーダーラインは?
皆さんが最も気になるであろう内申点と学力試験のボーダーラインについて説明します。
今回は普通科(一次選抜) に対する内申点と学力試験のボーダーラインを考えていきます。
広島県公立高校入試の仕組みについて、配点などまだ詳しく知らないという方は以下の記事でどこよりも分かりやすく解説しているので、そちらをご覧になってから戻ってきてください!
関連記事:広島県立(公立)高校入試の仕組みやボーダーラインは?対策方法も解説
関連記事:【誰でもわかる】広島県の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由
必要な内申点(調査書)
前項でも述べた通り、舟入高校は県内屈指の最難関進学高校です。
舟入高校に合格している中学生の多くは、平均180~190点/225点満点の内申点を確保しています。
※全科目の内申点が3の場合、調査書は135点 全科目の内申点が4の場合、調査書は180点に相当します。
これは、約半数の教科の内申点が5であることを示しています。
中学生の皆さんからすると、かなり大変なことと思うでしょうが、舟入高校に合格するということはそういうことです!
中学1年生の最初の定期テストから全力で点数を取りに行かなければいけません!
しかし、半数以上の科目の内申点が5だとしても、内申点の合計が190点以上にならない場合もあります。
端的にいうと、中3成績が悪かった場合です。
広島県の公立高校入試の内申点の計算方法として、中3の調査書の配点が3倍となるためです。
舟入高校では特色枠において内申点の傾斜配点はありませんが、副教科もおろそかにしないようにしましょう。
※内申点について仕組みや対策をもっと知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
関連記事:【誰でもわかる】広島県の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由
本番の学力調査で必要なボーダーライン
舟入高校に合格している中学生のデータを基にすると、190~200点/250点満点の点数が欲しいです。
※各科目は50点満点(計250点満点)です。
各教科、平均8割ほどの得点が必要となりますね。
上記点数はあくまでも各教科均等に点数を算出しただけであって
得意な数学は9割近くの点数を取りながら、苦手な社会を最低でも7割弱の点数は確保する
といった風に、自分の得意・不得意科目に応じた点数配分をすることを意識するようにしましょう!
また、広島県の公立高校入試は全国的に見ても記述式の問題が多いです。
ですが、令和5年度の入試方式の改正により中3からでも逆転合格が狙いやすくなりました!
対策を十分に行えた場合、内申点が目標点数に達していなくても、本番の学力調査で逆転合格できる可能性もありますので、最後まで諦めず頑張れば合格を掴み取ることも可能です!
舟入高校に合格するための受験計画
ここまでで入試の形式について確認してきたので、次は舟入高校に合格するための【具体的な受験計画】について解説していきます。
どういった指針・計画で勉強すればいいのかボンヤリしている人は是非参考にしてください!
① 1年生・2年生
1年生・2年生がやることは1つだけです。
定期テストで全科目90点以上を取る事です。
90点以上を取ることができれば、内申点で5をもらえる可能性がかなり高いです。
もちろん、テストの点数だけでなく「提出物」「授業態度」なども内申点に影響する可能性があるので、
きちんとした中学生活を心がけましょう!
② 2年生 春休み
2年生の【春休み】も有効に使いましょう!
【春休み】
1年生・2年生の復習に時間を使いましょう!
春休みは期間が短く、できることも限られているので、「自分の苦手分野」を1つだけでもいいので克服できるよう勉強しましょう。
また、普段の学習習慣が身についていない場合、休暇中にいきなり多く勉強することは難しいと思います。最初は少しでも大丈夫なので、勉強を続けられる体力もつけるようにしておきましょう!
③ 3年生 夏休み
夏は受験の天王山です。
学校からの課題も出されるかもしれませんが、自分の勉強にも時間を使いましょう!
3年生1学期の復習に加え、苦手分野の克服など、理解度が低いまま手がつけられていない範囲を重点的に強化していきましょう。
秋からは実践レベルでの演習も行っていくことになるので、この夏に基礎がどれだけ定着できるかが今後の伸びを大きく左右します。
④ 3年生 2学期
この時期になると、多くの人が外部模試を受験し始めます。
学校の勉強の復習は言わずもがな、模試の復習も必ず行ってください。「受けて終わり」では何の意味もありません。
結果を踏まえ、「得意」「不得意」分野をはっきりさせ、「苦手分野」は特に重点的に潰していきましょう。
特に「数学」「英語」は超重要なので、この2教科は復習をして80%以上は安定して取れるようにしておきましょう。
⑤ 3年生 冬休み
この時期からは過去問等をベースに勉強を解いていきましょう。
出題形式の把握や実点数とボーダーとのギャップを測り、点数の差を埋めていきましょう!
また、記述形式の多い試験なので「正しい答案」の作り方を学校の先生や塾の先生にチェックしてもらいながら、日々の学習を進めていきましょう!もちろん2学期の復習は忘れないようにね。
⑥ 3年生 3学期
こちらも3年生の2学期と大差ありません。過去問を主に演習で扱いましょう。
また、どんどん遡っていくのではなく、一度解いたものの解き直しを優先しましょう。
解けるようになっていれば「成長」ですし、まだ解けないのであれば何かしら「原因」があるはずです。
その中で「正しい答案」作りの練習も繰り返しましょう。
また、「社会」などの暗記色が強い科目はテスト直前まで点数が伸びます。
まとめ
最後にまとめておきましょう。
舟入高校は県内でもトップクラスの進学校であり、生半可な勉強では合格は難しいです。
自身の内申点をきちんと確認し、合格に必要な具体的な点数を算出し、「どの科目の」「どの分野から」始めていくのかを考え、計画的に勉強をするよう心がけましょう!
舟入高校へ入学できるよう応援しています!
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