九州大学に逆転合格できる?D・E判定は難しい?
皆さん、おはこんばんにちは。
広大研講師の橋本です。
今日も今日とて九州大学シリーズです。
今回のテーマは【九州大学に逆転合格できる?D・E判定は難しい?】です!
昨今の受験業界にありふれた「逆転合格」と言う言葉、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。
そして、そこで多く謳われているからか、「逆転合格」を軽く考えている人がいるかもしれませんが、実態は決してそんな甘いものではありません。
「今はE判定だけど少し頑張ったら逆転できるでしょ」なんて思っている人はほぼ確実に落ちます。
本記事は「本気で」逆転合格を考えている受験生のための記事となっています。
是が非でも九州大学に合格したい人には必ずタメになる話だと思うので、最後まで自分を律し、努力し続けることができる人は絶対に最後まで読んでください!
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本記事の目次
逆転合格の為のマインド
先に述べた通り、逆転合格は決して甘いものではありません。
温い勉強をしていては、合格もできず、ただ時間とお金を無駄にするだけです。
まず、逆転合格を考える人に共通して理解して欲しいことがあります。
それは「自分は劣っている」という事です。
当然ですが、逆転合格を考えるという事は、スタート時点で合格圏内の人から大きく離され、ヒエラルキーの最下層にいるという事を認識しておいてください。
そんなスタート時点で劣っている人間が、並の努力で上位層に勝てることなどほとんどありません。
その事実に目を向け、その差を埋めるために不断の努力ができる人が逆転合格に近づけます。
「生活のちょっとした誘惑、妥協しそうな心、慢心、そういったものをすべて取り払って勉強しないと、自分は合格圏に食い込めない」というマインドを持って、勉強できるようになりましょう。
端的にまとめると、
「人より劣る人間が、人に勝つためにはそれ相応の努力をしないと無理ですよ」
ということです。
九州大学合格の為の情報を集める
まずは九大合格のためには具体的に何が必要なのかを明らかにしていきましょう。
先では「努力が必要」と言いましたが、愚直に間違った努力を続けても非効率です。
効率的な勉強計画を立てるために、まずは敵の情報集めから始めましょう。
志望学部の合格最低点を知る
まずは自身が志望する学部・学科の合格最低点を把握しておきましょう。
合格最低点は、志望校合格のゴールラインです。
合格点が分かれば、その点数を各科目に割り振っていき、最終的に各科目何点ずつ得点するのかという事を具体的にしていきましょう!
そして、本番で合格最低点を1点でも越えていれば晴れて九大生になる事ができます。
以前の記事で九大合格の為の合格最低点について紹介しているので、その考え方などをぜひ参考にしてくださいね。
関連記事:【九州大学の合格最低点から考える】九大 共通テスト・二次試験の難易度と目標点
模試活用術
各科目での点数の具体化をする必要があるわけですが、現状の点数が見えていないと計画の立案・修正はできません。
そこで役に立つのが「模試」です。
定期的に実施されている模試を受験すれば、自分の現状や課題、学習内容の定着度合い、計画の妥当性等々、様々なことが分かります。
模試を見ると判定ばかりが気になる人が多くいると思いますが、大切なのは自分の実情を理解しておくことです。
そもそも「逆転合格」を考えるのであれば、まずA判定B判定が出ることはありません。そこは割り切りましょう。
模試を受けた上で、目標点とのギャップを把握し、各科目あと何点必要なのかを具体化、そのためにどの問題が解ければいいのかを明確にするなど、
模試1つ取っても多くの情報を得ることができるので、受験した模試は上手く活用するようにしましょう!
ちなみに、模試の中でも特に「全統模試」が難易度等を踏まえると参考になると思うので、全統模試は必ず受験するようにしておきましょう!
では、具体的にどのように模試を活用するかですが、これは志望する学部によって多少の差があるので、いくつか例を挙げて見てみます。
皆も自分ならどのように戦略を立てるか考えてみてください!
共創学部の場合(文系受験)
共創学部は、共通テストが500点満点、二次試験が1000点満点の計1500点満点で試験が行われます。
この人の場合、特に重点的に強化しないといけないのが、「英語」と「数学」ですね。
共通テスト目標点との開きも勿論ですが、二次試験でもこの2教科を使う(共創学部は「小論文(300点)」も必要)事を考えると、絶対に外せないですよね。
また、国語にも20点の差が見られるのでこちらも強化したいですね。評論文~漢文まで見た時に特にどこが取れていないのかを確認しましょう。
理科基礎については、優先的に進める必要は無さそうなので今回はスルーでいいでしょう。学校のペースで演習をしてください。社会についても同様ですね。
経済学部 経済・経営学科
経済学部 経済経営学科は、共通テストが450点満点、二次試験が600点満点の計1050点満点で試験が行われます。
さて、二次試験を見ると「英語・数学・国語」が各200点あるので、共通テストでもこの3教科は重点的に学習して点数を伸ばす必要がありますね。
ただし、配点がかなり低く、かつこの人は目標点とのギャップがあまりないので、そこまで切羽詰まってないと考えられます。
むしろ気にした方が良いのは「社会(地歴公民)」ですよね。
共通テストの配点が200点と最も重く、ギャップも目標点から50点下とかなりの開きがあります。
しかし、社会は「暗記+演習」で量をこなせば9割近くまでは点数が上がっていくので、50点は意外と簡単に埋まります。
特に社会が得意・勉強しやすい人であれば、より取り組みやすい科目だと思うので、ここに時間を割いて合計点を上げるようにすると良いかと思います。
理学部理学科
理学部理学科は、共通テストが450点満点、二次試験が700点満点の計1150点満点で試験が行われます。
さて、理系の学部という事もあり二次試験は「英語・数学・理科」となっていますね。
特に数学と理科の配点が大きいので、共通テスト・二次試験共にここの攻略がカギとなりそうです。
国語と社会は目標点を設定していますが、この2教科は全体1150点の内、150点分しか点数を持っていません。
当然、得点できる方が良いですが、主要科目である「英語・数学・理科」で高得点が取れるよう、ここに特化した方が合格しやすくなるとも考えられます。
そのため、苦手分野があれば必ず潰して得点できるようにし、得意な分野があるならさらに得点できるように特化していくことが理学部攻略に必須となりそうですよね。
また、この3教科で得点でき、その上でさらに国語と社会も得点できれば合格の確率はグッと上がるので、定期的に演習等はしておくと良いですね。
計画立案・修正
具体的な点数まで決めたら後は計画を立てるだけです。
と言っても、受験勉強において最も大切なのがこの計画立案の部分です。
愚直に努力をする事は大切ですが、考えなしに闇雲に突っ走っても大した成果は得られません。
計画を立てる際は、いつまでに、どの教材・範囲を、どのくらいの量こなしていくかを具体化していきましょう。
コスパ良く計画を立てるには
これまで計画立てて勉強したことが無い人にとって、いきなり自分で学習計画を立てるのは難しいと思います。
特に取っ掛かりとなる最初の計画立案は困難を極めまくると思います。
どの程度の参考書が、範囲が、分量が適切かなど、正直ピンとこないですよね。
そういう時は、周囲を頼りましょう。
より具体的に言うと、受験を経験した、その道のプロに教えてもらいましょう!
また、計画を立ててもらうだけではなく、自分でも立てれるようになりましょう。
そのためには普段プロが「何を考えて」「どういう基準で」計画を立てているのかを、自分でも意識する習慣をつけておきましょう。
最終的に「計画を立ててもらう」レベルは卒業して、自分で「計画を立てれる」レベルになると受験生としては理想的ですね。
広大研の受験コンサルティングとは
受験勉強を計画的に進めていくことは、効率よく受験を乗り越えるために必要不可欠です。
しかし、計画の立て方を知らなかったり、計画を立ててもその通りに上手くいかない事が多いのが現実です。
実際にそんな経験をした受験生も多いのではないでしょうか?
ではどのようにすれば、受験勉強を計画的に進めていく事ができるのでしょう?
答えは簡単です。
実際に受験を経験した人に、計画の立て方や進め方を教えてもらったり、アドバイスをもらえる環境を作る事です。
広大研では、専属の受験プランナーが合格までの道筋を明確化し、受験計画や日々の勉強計画を提案・フォローします。
モチベーションの向上や進捗状況のチェックなど、毎日の受験勉強に欠かせない部分のバックアップを行います。
生徒自身も自分の受験計画をきちんと把握し向き合うことで、無駄のない学習サイクルが構築されます。
また、定期的なコンサルティングによって、知らず知らずのうちに起こってしまった学習方針のズレを即座に修正できます。
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