【高校生必見】大学入学共通テスト数学 最新情報
こんにちは!
広大研ブログ編集部の國貞です。
今回は大学入学共通テストで試験科目の一つである 数学 について情報をまとめました。
これまでの大学入試センター試験と異なる部分や、実際の受験に向けてどのような点に注意して対策していけば良いのか、現時点で分かる情報を元にお伝えします。
新入試に向けて正しい情報をインプットしておきましょう。
本記事の目次
大学入試センター試験と大学入学共通テストの違い
数学IA
大学入試センター試験 | 大学入学共通テスト | |
解答形式 | マーク形式 | マーク形式※ |
試験時間 | 60分 | 70分 |
配点 | 100点 | 100点 |
※記述式問題の導入は見送られたため、すべてマーク形式
数学IIB
大学入試センター試験 | 大学入学共通テスト | |
解答形式 | マーク式 | マーク式 |
試験時間 | 60分 | 60分 |
配点 | 100点 | 100点 |
大きな変更点としては、数学IAの試験時間が70分となったことです。
また数学IAに関しては、記述式問題の導入が予定されていましたが、安心して受験できる体制を整えることが困難ということで導入が見送られています。
数学IAの試験時間が変わったこと以外は、従来のセンター試験と形式上の大きな差はないようです。
ただし、試験内容についてはこれまでと異なる部分もあるため次でまとめています。
大学入試共通テストで問われる能力
大学入学共通テストの数学の問題に関しては、以下の方針に基づいて作成されます。
数学的な問題解決の過程を重視する。事象の数量等に着⽬して数学的な問題を⾒いだすこと,構想・⾒通しを⽴てること,⽬的に応じて数・式,図,表,グラフなどを活⽤し,⼀定の⼿順に従って数学的に処理すること,及び解決過程を振り返り,得られた結果を意味付けたり,活⽤したりすることなどを求める。また,問題の作成に当たっては,⽇常の事象や,数学のよさを実感できる題材,教科書等では扱われていない数学の定理等を既知の知識等を活⽤しながら導くことのできるような題材等を含めて検討する。
令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト問題作成方針
つまり、
・【日常生活の事象】と【数学で扱う事象】を絡めた問題が多く出題される
・それぞれの事象を数学的に捉える
・数学を活用した問題解決に向けて構想・見通しを立てる
・資料を用いて数理的に解決する
・教科書等で扱われない数学の定理等を既知の知識で導く
これまでのセンター試験で問われてきた基本的な数学的知識や処理能力に加えて、より主体的に学習することで得られる能力が問われていくことになりそうです。(公式の丸暗記などでは点数を取るのが難しくなってきます…)
大学入学共通テストを見据えた勉強
教科書に書いてあることを丸暗記ではなく、それらの公式や定理が日常の問題・社会の問題にどのように活用されるのか、常に一歩踏み込んだ学習が必要になってきます。
そしてそれらの能力の根本には、やはり基本的な知識の土台が形成されていることが前提であるので、
① 教科書・参考書等を利用して公式の使い方とその意味をきちんと理解する
② 公式の証明などは自分で手を動かして実際に導く、いくつかの具体例で確認する
③ わからないところを放置せず積極的に解決する(意外とできていないことが多い)
夏前までは上記の事項に留意しながら、基礎力の定着を徹底して行いましょう。
広大研の取り組み
広大研では、できるだけ早い時期に基礎知識の定着を図り、秋以降に大学入学共通テストに対応するための実践演習を徹底的に行えるカリキュラムで授業を展開しています。
広大研の数学科担当部門では、共通テストの試行調査(プレテスト)をはじめ、すでに多くの予想問題を研究しています。
共通テストで問われる技能ごとに集約・精査し、そこから逆算することで、どのような基礎知識を押さえておくべきか、共通テストではその知識がどのようにつながっていくのかを体系的に学べる授業構成となっています。
また、学校が休校である今だからこそ、家庭での時間を浪費せず、きちんと勉強と向き合うためのペースメーカーやモチベーションの維持が重要になってきます。
新型コロナウイルスの影響に合わせて、現在では
一斉指導授業はライブ映像によるオンライン授業、家庭での自学習を促進させるためのオンライン合同自習を展開し、決まった時間にきちんと授業を受けることで勉強のペースメーカーの役割を担っています。
さらに、自習コンサルティング授業では勉強計画を密に管理し、家庭学習のフォロー等を厳しく行なっています。
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