広島大学は【Fランクのやばい大学!?】広大のイメージ・人気度を広大OBが徹底解説!
皆さんこんにちは!
広大研公式ブログ編集部の中野です。
今回は広島大学がFラン大学かどうかを徹底的に解説していきます!!
「いやFラン大学なわけないやんw」と思われるかと思いますが、
「じゃあ具体的にどんな立ち位置の大学なのか」 改めて皆さんにお伝えしたいと思います。
それでは早速行ってみましょう!
本記事の目次
広大のイメージとは?
そもそも広島大学のイメージと言えば皆さん何が思いつきますか?
岡山大学と並んで中国・四国地方の2トップ国公立大学と言えば聞こえは良いでしょう。
ただいまいちパッとしない大学であることも否定できません。
というのも各地方のトップ大学の多くは「旧帝(旧帝国大学)」と呼ばれる名門国立大学なのですが、
広島大学はその中に該当しないのです。
人々のイメージに残りやすいのは何においても「一番であること」です。
たとえば、皆さんは日本で一番高い山が富士山であることを知っていますが、
2番目に高い山の名前をすぐに挙げることができますか?
おそらく多くの人ができないと思います。
大学の知名度も同じようなことが起こっているのです。
広島大学は旧帝大と比較するとどうしても1段階格が落ちる大学であり、
人々の印象には残りにくいといえるでしょう。
広大はFランのイメージ?
ここまでを聞くと広島大学はトップ集団の大学ではないものの、
決してFラン大学と呼ばれるような大学ではないと推察できます。
ではいったいなぜ「広島大学はFランだ」といった幻想が生まれたのでしょうか?
ネットには学歴厨と呼ばれる非常にとがった価値観を持った人々が存在しており、
そんな彼らにとって広島大学は印象に残りにくい中途半端な大学です。
そのマイナスの印象がエスカレートしていった結果、
「広島大学とかいうFランwww」
等といった発言が生まれていったのでしょう。
偏差値から見る広島大学
次に偏差値を評価軸において広島大学がどの位置の大学なのかを考えてみましょう。
まず広島大学(医学部医学科含む)の偏差値幅は47.5~65(河合塾参照)となっています。
最低値の47.5という偏差値は果たしてFランの語源であるボーダーフリー(BF)に該当するのでしょうか。
一般的にBFの偏差値は35未満(同河合塾参照)だと言われています。
この数値は大学全体の下位6.68%未満を意味し、広大はこれに到底当てはまりません。偏差値から見ても広大はFランではないのです。
大学入試の偏差値システム
ただ、この偏差値50前後というのはあまりぱっとしない数値のように見えますよね。
中高入試の偏差値、特に高校入試の偏差値は高くなりやすく これらと同じように国立大学の偏差値を考えてしまいがちです。また、河合塾が広島大学の偏差値を低く見積もっていることも考えられます。
特に工学部の偏差値50~52.5は間違いなく見誤っています。
以上の偏差値に対する認識の誤りも相まって、
広島大学は偏差値的にもパッとしない大学だと思われてしまうのです。
実は広島大学の理系学部の中でも工学部はかなり難しい部類にも関わらず、
高い偏差値が出にくくなっています。
広島大学の難易度は?
広島大学は「金岡千広」と呼ばれる大学群に所属しており比較的高レベルです。
共通テストと二次試験という2つの試験で好成績を出さないと合格することができません。
特に後期試験は前期京都大学志望や大阪大学志望の学生が流入してきて、
かなりハイレベルな受験戦争になります。
比較的入学しやすい夜間コースなどもありますが、
それでも共通テストと二次試験のどちらも受ける必要があります
(最低でも全体6割程度の正答率が必要)。
これと比較してFラン大学の難易度は、そもそも入試問題が機能しているか怪しいほどに低いです。
大学によっては小論文と面接だけで入学の可否を決定するものもあります。
ここでの小論文と面接は、「学生が優秀であるか」ではなく
「学生に異常な点はないか」を見るものであることが大半です。
難易度を考えても広島大学はFランではないでしょう。
人気度から見た広島大学
最後に広島大学の人気度からFランかどうかを確認してみましょう。
今回は倍率を参考に見ていきます。
広島大学 2023年度 | Fラン大学 | |
倍率 |
前期試験倍率2.4倍 後期試験倍率9.7倍 |
基本的に定員割れを起こすため 0.9倍以下 |
なおこの人気度合いは偏差値と大きくかかわりがあるので、
この章を読んだ後に改めて偏差値の方も確認してみると良いですね。
国公立大学特有の倍率の誤認
広島大学の倍率を上で説明しましたが、
果たしてこの数値は大学受験全般において高いと言えるのでしょうか?
国立大学の倍率は偏差値が上がれば上がるほど低くなりやすい傾向にあります(東大、京大を除く)。いわゆるピラミッドのような形になるのです。
対して私立大学は上位大学の倍率が高くなりやすいです。本命校として受験する人もいますが、
上位国公立大学を本命で受験する人たちの滑り止めとなる場合が多いからです。
倍率において
中堅〜上位国公立大学 < 中堅〜上位私立大学
という関係式が成り立つのです。
実際に本命校として受験する人の量において私立大学と国公立大学は同等、
もしくは国公立大学の方が多いかもしれません。
この事実を認識できない結果、
「広島大学は倍率が低くて人気の低い大学だ」→「Fラン大学だ」
という根拠のない主張が出てくるのです。
まとめ
今回は難易度や倍率といった観点から広島大学がFラン大学かどうかを考察してきました。
確かに広島大学は大学自体の知名度やランクは決してトップ層ではないことが原因で、
何かといじられやすい位置にある大学であることは間違いありません。
しかし、決してFラン大学と呼べる大学ではありません。
もし広島大学に行きたいと思っている方がいましたら、油断は絶対にしないでください。
あなたのイメージしている以上に広島大学合格とは難しいものなのです。
もちろん、これは広島大学だけではなく他の国公立大学にも当てはまることです。
ネット上のイメージではなく、本当の難易度を調べた上で勉強に取り組みましょう!
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