【最終確認!】出願の準備は大丈夫!?
皆さん、こんにちは。
広大研公式ブログ編集者 武川 です。
「共通テストの複数日実施」
「2次試験の追試験導入・とり止め」
「面接試験のオンライン導入」
など、今年の大学入試は「波乱だらけ」ですね。
受験生の皆さんは、てんてこまいな状況と思います。
そんな中、この時期に絶対に忘れてはならないのが
「出願」ですね。
共通テストの出願は
「何を準備しないといけないか・どんな注意点があるか」
皆さんが抱えている不安に対する最終確認ツールになれればと思っています。
本記事の目次
はじめに
皆さんが入手しなければならない「受験案内」は80ページもあります。
そのため、受験生の皆さんのなかには「全部見るのは面倒だ」と思う方もいるでしょう。
「学校の先生が確認してくれるから」、「面倒だから」といって適当に出願してしまうと
共通テストや志望校の受験ができない可能性が出てきます。
自分の今後の人生を決める重要な局面ですから
「受験案内」をよく読み、理解したうえで、必要事項の記入・出願を行ってください。
※ 出願に伴う疑問点は「受験案内の巻末(こんなときは)」を見てください。
受験案内の入手方法
大学入試センターのHP上の出願手続(受験案内及び受験上の配慮案内の入手方法)を見てみると
以下の2通りのうち、いずれかの対応をするようになっています。
① 共通テストを利用する全国の各大学の担当窓口にて入手
※各大学の担当窓口の方々も多忙なので、事前に問合せましょう。
② 郵送による入手
※ インターネットからの申込、または、電話での請求のいずれかを選択する必要があります。
※ 郵送料が発生することに注意しましょう。
現役生の皆さんは、学校の先生から受け取ることになるでしょう。
既卒生の皆さんは、最も都合の良い方法を取ってください。
出願期限・出願方法
「受験案内の表紙」に記載されている通り、出願期間は
9月28日(月) ~ 10月8日(木) ※消印有効です。
提出期限ギリギリにならないよう、早めの準備を行いましょう。
出願方法は
現役生:学校経由で出願
既卒生・一般の方:個人で出願
となります。
既卒生の皆さんは、先ほど述べたように「自分で」出願書類の記載をしなければいけません。
余裕を持った行動を必ず取ってください。
必着と消印有効の違いは?
願書を送るときに気をつけなければいけない項目です。
それぞれの言葉の違いは分かりますか?
必着:期日までに送り先(ex. 大学入試センターや志望大学)に願書等が必ず到着すること
消印有効:期日までに送り先に届いていなくても、配達受付の消印が期日内に押されていれば、期日後に送り先へ到着してもよい
※ 消印:郵便切手などに、日にちや郵便局の名前の入ったハンコが押されている状態
という風に明確な違いがあります。
以上のことから、10月8日までに消印有効が出来れば、それ以降に送り先へ到着しても問題ないという事ですね。
言葉の受け取り方を間違えて、「共通テストが受験できない」ことを防ぎましょう!
志願票の注意点
受験案内( P20-P27)を見ると隅々まで丁寧に記載されていますが
ここでは扱いきれない量ですので、絶対に気をつけてほしい項目のみ紹介します。
確認漏れしやすい項目ですので注意してください。
記入用の筆記用具
黒のボールペンを使ってください。
※ 何度も訂正することを防ぐために、まずはシャーペン等で下書きをしてから、ボールペンにて記入しましょう。
訂正方法
訂正印を押す必要はありません。
二重線を引き、余白部分に訂正内容が明確にわかるようにしましょう。
※ 訂正箇所の枠内に絶対に記入しなければいけないという事ではありません。
※ 二重線を引くのに、ものさしを利用する必要はありません。見栄えの問題は関係ありませんよ。
カタカナ氏名・漢字氏名
・楷書で丁寧に記入しましょう
・氏名に「小文字」が含まれる場合、「大文字」に置き換えて記入しましょう。
・氏名が「記入欄」に入りきらない場合、入りきるところまで記入しましょう。
現住所
「現在、住んでいる住所」を記入しましょう。
※広島県には、寮が設置されている高校がいくつか存在します。
その高校の寮で普段生活している受験生は、「その寮の住所」を「現住所欄」に記入しましょう。
受験教科
特に「理科」に関して
志望校に必要な入試科目を再度確認したうえで、該当するアルファベットを記入しましょう。
検定料の貼り付け
E「検定料受付証明書」を必ず貼り付けてください。
※ もしも、「検定料受付証明書」を紛失した場合、
D「振替払込請求書兼受領証」または B「払込票」
を志願票に貼り付けてください。
全て紛失した場合、志願者問合せ専用電話(大学入試センターHPに記載あり)に連絡しましょう。
成績通知の希望有無
個人的には必ず「成績通知を希望」してほしいと思っています。
例年、5~6月頃に自宅に届く成績通知ですが
志望校に合格した後、自分の共通テストの点数は一体何点だったのかな?
と振り返りたい受験生もいると思います。
成績通知が最も必要になるのは、浪人することを決めた受験生です。
「自分の共通テストの実力がいったいどれほどのものだったのか」
「もう1年、同じ志望校にチャレンジできそうか」
などを知るためのツールは、成績通知しかないからです。
今から、先の話をするのはあまり宜しくないと思いますが
「もしも」の場合を考えておくことは大事と思っていますので、あえてお伝えさせてください。
出願後の不備訂正
10月27日(火)までに大学入試センターより「確認はがき」が届きます。
※確認はがきには、志願票の記入事項のうち、特に重要な項目が記載されています。
もしも、確認はがきの内容の
①「氏名・住所・連絡先」に訂正箇所が見つかった場合
「住所等変更・訂正届」(受験案内 P38)
に訂正内容を記入し、確認はがきのコピーを貼り付けてください。
②「登録教科」を訂正する場合
「登録教科等訂正届」(受験案内 P31)
に訂正内容を記入し、確認はがきのコピーを貼り付けてください。
上記のどちらも、11月4日(水)まで(消印有効)に大学入試センターに郵送する必要があります。
まとめ
上記のように、出願をする際、たくさんの事に注意を払わなければいけません。
仮に訂正が必要となって、1,2か月後にもう一度、訂正等の気を張る作業をするのは避けるべきです。
1,2か月後は「マーク演習」に全神経を注いでほしいからです。
また、今年は共通テストの初年度です。
共通テストの形式がどうなるか、実際に蓋を開けてみないと分からないわけですから
可能な限り対策に時間を費やせるようこのブログを活かして、出願対応を行ってください。
本記事で、広大研に少しでも興味を持ってくださった方は
まずは気軽に無料体験授業にお越しください!
さらに、こちらから無料体験授業に申し込んでくださった人は、
入塾金1000円OFFのキャンペーンも開催中です!