広大附属高校の進学実績【広島大学医歯薬生が語る部活と勉強の両立】
広島県の中学生の皆さん、その保護者の皆さま、こんにちは!
広島大学附属高等学校は、広島県内トップクラスの進学実績を誇る進学校でありながら、部活動にも力を入れている学校です。
実際に2026年度は東京大学14名・京都大学14名・医学部医学科33名など高い合格実績を残しています!
「勉強を頑張りたい、でも部活動も妥協したくない」
広大附属高校を目指す中学生や、入学後の学習について気になっているご家庭の中には、このような悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか?
今回は広大附属高校の合格実績をもとに、部活動と勉強をどのようにして両立していくのかについて広島大学の医歯薬に通う視点から、詳しく解説していこうと思います!
本記事の目次
広大附属高校とは?
広大附属高校は、2025年に創立120周年を迎えた、長い歴史と伝統を誇る国立の中高一貫校です。
広大附属高校の大きな特徴の一つが、生徒の自主性を尊重する自由な校風です。生徒1人1人が主体的に考え、行動することを重視しており、学習だけでなく学校行事や生徒会活動などにおいても、生徒が中心となって学校づくりに取り組んでいます。
また、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール (SSH) の指定を受けており、広島大学との連携による探究活動や課題研究にも力を入れています。
部活動も活発に行われており、広大附属高校では部活動を「班」と呼びます。運動班・文化班ともに多彩な活動が行われており、多くの生徒が学業と両立しながら充実した学校生活を送っています。自由な校風のもとで学習・探究・班活動に打ち込めることが、広大附属高校の大きな魅力といえます。
広大附属高校の合格実績
それでは、以下の大学分類における、広大附属高校の合格実績について紹介していきます!
なお、今回は広大附属高校のHPを参照しています。
・旧帝国大学(旧帝大)
・早慶
・SMART
・広島大学
・国公立大学 医学部医学科
旧帝国大学 (旧帝大)
旧帝大とは、北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学の7つの難関大学の総称です。
明治時代に「日本における本格的な近代大学のモデル」として整備され、「学術の中枢機関」として位置付けられてきた、国内最高峰の国立大学群として知られています。
そんな旧帝大への広大附属高校の合格実績を見ていきましょう!
| 2026 | 2025 | 2024 | 2023 | 2022 | ||||||
| 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | |
| 北海道大学 | 2 | 2 | 0 | 2 | 3 | 1 | 4 | 0 | 1 | 1 |
| 東北大学 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 東京大学 | 9 | 5 | 4 | 0 | 5 | 0 | 7 | 2 | 7 | 0 |
| 名古屋大学 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 京都大学 | 8 | 6 | 10 | 2 | 14 | 4 | 7 | 3 | 15 | 2 |
| 大阪大学 | 12 | 6 | 9 | 3 | 8 | 1 | 14 | 4 | 13 | 3 |
| 九州大学 | 14 | 0 | 8 | 0 | 6 | 3 | 9 | 1 | 6 | 3 |
毎年安定して東京大学への合格者を輩出している点は広大附属高校の特徴のひとつであるといえます。また、東京大学だけでなく、広島という立地の影響もあってか、京都大学・大阪大学・九州大学についても複数年度にわたって安定した合格者数が見られます。旧帝大の合格実績から見ると西日本の大学が中心となっており、西日本の難関国立大学を志望する生徒の多さがうかがえます。
早慶
早慶とは、早稲田大学・慶應大学の2つの私立大学の総称です。いずれも長い歴史を持つ日本を代表する私立大学です。高い教育水準と幅広い分野で活躍している卒業生を数多く輩出してきました。全国から高い人気を集める難関私立大学です。
そんな早慶への合格実績を見ていきましょう!
| 2026 | 2025 | 2024 | 2023 | 2022 | ||||||
| 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | |
| 早稲田大学 | 19 | 11 | 15 | 14 | 11 | 4 | 10 | 6 | 13 | 5 |
| 慶應大学 | 9 | 12 | 2 | 4 | 1 | 4 | 6 | 5 | 8 | 1 |
毎年、早慶への合格者数は安定して多く、特に近年では早稲田大学には約30人、慶應大学には約20人と非常に多くの合格者を輩出するなど、高い合格実績を残しています。西日本の国公立大学だけでなく、首都圏の最難関私立大学にも多くの合格者を輩出していることが特徴です。
SMART
SMARTとは、上智大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・東京理科大学の5つの私立大学の総称です。SMARTは比較的最近呼ばれるようになった大学群で首都圏を代表する難関私立大学群の一つとして知られています。学問・就職の両面で高い評価を受けており、全国の受験生が志望する大学群です。
そんなSMARTへの合格実績を見ていきましょう!
| 2026 | 2025 | 2024 | 2023 | 2022 | ||||||
| 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | |
| 上智大学 | 4 | 2 | 4 | 4 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | 0 |
| 明治大学 | 3 | 5 | 13 | 4 | 9 | 6 | 5 | 2 | 8 | 6 |
| 青山学院大学 | 1 | 0 | 1 | 2 | 3 | 1 | 4 | 2 | 4 | 1 |
| 立教大学 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 1 | 3 | 0 |
| 東京理科大学 | 14 | 8 | 10 | 4 | 8 | 9 | 9 | 9 | 10 | 4 |
SMARTについても、毎年安定した合格実績を残しています。特に東京理科大学では毎年20名前後の合格者を輩出しています。広大附属高校はSSH指定校として探究活動や理系教育にも力を入れていることから、理系分野への関心を持つ生徒も多いと考えられます。東京理科大学への高い合格実績もそういった学校の特色と無関係ではないかもしれません。
広島大学
広島県東広島市に本部を置く国立大学です。12学部を要する中四国を代表する総合大学です。
| 2026 | 2025 | 2024 | 2023 | 2022 | ||||||
| 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | |
| 広島大学 | 34 | 11 | 21 | 9 | 31 | 9 | 28 | 6 | 36 | 5 |
やはり地元の広島大学への合格者数は毎年安定して多く、現役生を中心に高い合格実績を残しています。広島大学は中四国を代表する国立大学であると同時に、広島県内の高校生にとって最も身近な難関大学の一つでもあります。そのため、広大附属高校においても志望者が多く、毎年安定した合格者数につながっているのではないでしょうか。
国公立大学 医学部医学科
医学部医学科はやはり国公立大学の中でも最難関の学科です。毎年多くの受験生が挑戦する人気の進学先であり、高い学力に加えて継続的な努力が求められます。合格するためには全国の優秀な受験生との競争を勝ち抜かなければなりません。
| 2026 | 2025 | 2024 | 2023 | 2022 | ||||||
| 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | 現役生 | 浪人生 | |
| 医学部医学科 | 21 | 12 | 19 | 15 | 10 | 16 | 17 | 9 | 23 | 12 |
医学部医学科は大学受験の中でも最難関の進学先の一つですが、広大附属高校では毎年25〜35名程度の合格者を輩出しています。単年度だけ突出して多いのではなく、複数年度にわたって安定した実績を維持している点が大きな特徴です。医学部進学を目指す生徒にとっても高い合格実績を持つ学校であることがわかります。
ここまで広大附属高校の合格実績を見てきましたが、旧帝大や医学部医学科、早慶などの難関へ毎年一定数以上合格者を出していることがわかりましたね。しかし、広大附属高校は冒頭でも紹介した通り部活動 (班活動) も活発に行われています。運動班の中には平日はほぼ毎日活動し、土曜日には試合などを実施する班もあります。
では、そのような環境の中、難関大学へ進学する生徒たちはどのようにして勉強と部活動を両立しているのでしょうか?
広大附属生が部活と勉強を両立できる理由
もちろん、広大附属高校に通っているすべての生徒が部活動と勉強を完璧に両立できているわけではありません。しかし、旧帝大や医学部医学科などの難関大学へ進学する生徒たちにはいくつかの共通点があります。
彼らは部活動をしていないから成績がいいわけでも、特別な才能だけで結果を出しているわけでもありません。日々の学習を積み重ねることで、部活動と勉強を両立しながら高い学力を身につけています。
ここからは難関大学へ進学した生徒たちに共通する特徴をもとに、部活動と勉強の両立方法について解説していこうと思います!
・勉強習慣を身につける
・定期試験をおろそかにしない
・日々の積み重ねによる基礎学力
・引退後の追い込み
勉強習慣を身につける
難関大学へ進学する生徒に共通していることの一つが、勉強習慣が身についていることです。
部活動に所属すると、平日は放課後に活動があり、帰宅時間も遅くなります。特に運動部では練習や試合によって疲労も大きく、「今日は疲れたから勉強は明日にしよう」と、つい考えてしまうこともあるでしょう。実際、部活動と勉強の両立に苦労する生徒の多くは、忙しい日が続く中で徐々に勉強時間が減ってしまいます。そして、一度勉強習慣が途切れてしますと、再び机に向かうことが億劫になり、気づけば定期試験前しか勉強しない状態になってしまうことも少なくありません。
一方で、難関大学へ進学する生徒の多くは、部活動で忙しい中でも勉強を完全に止めることはありません。もちろん毎日何時間も勉強しているわけではなく、学校の課題や授業の復習など、その日にできる範囲学習を継続しています。
大学受験では短時間だけ頑張ることよりも、長時間にわたって学習を継続することが重要です。特に英語や数学のような積み重ね型の科目では、日々の学習の差が数ヶ月後、数年後に大きな差となって表れます。また、勉強習慣が身についている生徒は、部活動を引退した後にも大きな強みがあります。引退によって学習時間が増えたとき、すぐに受験勉強へ移行できるからです。反対に部活動中に勉強習慣が失われてしまった生徒は、まず勉強する生活リズムを取り戻すところから始めなければなりません。
部活動と勉強を両立している生徒は特別な才能によって結果を出しているわけではありません。忙しい日でも勉強を継続し、学習を習慣化しているからこそ、難関大学への合格につながっているのです。
定期試験を疎かにしない
勉強習慣を維持している生徒は、日々の学習の中で定期試験も大切にしています。中には「大学受験と定期試験は別物だから、定期試験の勉強は意味がない」と考える人もいます。しかし、難関大学へ進学する生徒ほど定期試験を疎かにしない傾向にあります。なぜなら、定期試験で出題される内容の多くは、大学受験の土台となる基礎事項だからです。
例えば英語であれば英単語や英文法、数学であれば公式や典型問題、理科や社会であれば基本的な知識事項などが定期試験の中心となります。これらは受験が近づいてから一気に身につけられるものではなく、日々の学習の積み重ねによって少しずつ定着していくものです。また、定期試験に向けて学習することには、授業内容の理解度を確認できるというメリットもあります。理解できていると思っていた内容でも、実際に問題を解いて見ると曖昧な部分が見つかることは少なくありません。
もちろん、定期試験で高得点を取ることだけが目的ではありません。しかし、定期試験を通じて授業内容を確実に理解し、自分の弱点を把握することは、その後の受験勉強において大きな武器になります。
難関大学へ進学する生徒は、定期試験を単なる学校行事として捉えているわけではありません。日々の学習成果を確認し、基礎学力を定着させる機会として活用しているのです。
日々の積み重ねによる基礎学力
大学受験では、難しい問題を解く力ばかりが注目されがちです。しかし、旧帝大や医学部医学科などの難関大学であっても合格の土台となるのは基礎学力です。そして、その基礎学力は短期間で身につくものではありません。英語であれば英単語や英文法、数学であれば公式の理解や基本問題の解法、理科や社会であれば基本知識の定着など、受験に必要な力の多くは日々の学習の積み重ねによって身についていきます。そのため、難関大学へ進学する生徒ほど、特別な勉強法に頼るのではなく、毎日の学習や定期試験を通して基礎を固めています。
実際、部活動をしている期間は受験生ほど長時間の学習時間を確保できないことも少なくありません。しかし、勉強習慣を維持しながら定期試験を大切にしている生徒は、その期間にも着実に基礎学力を積み上げています。
一方で、部活動を理由に勉強から離れてしまうと、受験勉強を本格的に始める段階で基礎が不足していることがあります。そうなると、応用問題に取り組む以前に基礎内容の復習から始めなければならず、受験勉強のスタートが遅れてしまいます。
難関大学へ進学する生徒は、部活動をしながらも日々の学習を継続することで、受験に必要な基礎学力を少しずつ積み上げています。この基礎学力こそが、その語学力の伸びを支える土台となるのです。
引退後の追い込み
部活動と勉強を両立してきた生徒が、引退後に大きく成績を伸ばすケースは少なくありません。
もちろん、部活動を引退しただけで成績が急激に伸びるわけではありません。しかし、部活動を続けながらも勉強習慣を維持し、定期試験を疎かにせず、基礎学力を積み重ねてきた生徒は、引退後に受験勉強へスムーズに移行できます。
受験勉強では、基礎が身についていれば応用問題や過去問演習に多くの時間を使うことができます。一方で、基礎が十分に固まっていない場合は、受験対策と並行して基礎の復習もしなければならず、思うように学習が進められないこともあります。
そのため、部活動を引退してからの学力の伸びは、「引退後にどれだけ勉強したか」だけで決まるものではありません。部活動を続けていた期間に、どれだけ学習を継続し、基礎を積み重ねてきたかも大きく影響します。
広大附属高校から難関大学へ進学する生徒には、部活動に全力で取り組みながらも、日々の学習を大切にしてきた人が多くいます。部活動と勉強は対立するものではなく、日々の積み重ねを意識することで両立することは十分可能です。
部活動が忙しいからといって勉強を諦める必要はありません。毎日の勉強習慣を維持し、定期試験を大切にしながら基礎学力を積み重ねることが、部活動引退後の大きな飛躍につながります。
部活動と勉強を両立するために今からできること
ここまで、広大附属高校から難関大学へ進学する生徒たちに共通する特徴として、
・勉強習慣を身につける
・定期試験をおろそかにしない
・日々の積み重ねによる基礎学力
・引退後の追い込み
の4つのポイントを紹介しました。
どれも特別な才能が必要なことではありません。しかし、どれも「続けること」が簡単では無いことも事実です。
毎日勉強しようと思っても部活動や学校生活で疲れてしまったり、何を優先して勉強すればいいのかわからなくなったりして、思うように学習を継続できないことは少なくありません。
だからこそ重要なのは、「頑張ろう」とする気持ちだけではなく、継続できる仕組みを作ることです。
広大研ミドルでは、この仕組みづくりをサポートするために「自習コンサルティング」を実施しています。
自習コンサルティングでは、大学受験を熟知した講師が、現在の学力や目標に合わせて学習計画を作成します。また、「今日は何を勉強するのか」「どの教材をどの順番で進めるのか」といった日々の学習まで具体的にサポートするため、勉強習慣を無理なく定着させることができます。
広大附属高校を目指すことはもちろん、その先も部活動と勉強を両立しながら難関大学を目指せる力を身につけたい方は、ぜひ一度、広大研ミドルの自習コンサルティングを体験してみてください。
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