海田高校に合格するには!【偏差値・内申点・倍率をプロが解説】
こんにちは。
広大研公式ブログ担当 武川です。
全国的にコロナ感染が爆発的に増加しております。
このような状況のなか、学習塾の自習室を積極的に利用したいという思いもあると思いますが、自宅で集中して勉強ができるようにもしてほしいです。
最も確実な感染予防は、外出しないことと私は思いますし、コロナウィルスに感染して長期間勉強が出来なくなることだけは防いでほしいです。ですが、コロナ感染者が大幅に減少したら、塾の自習室を毎日でも利用してほしいとも思っています。
今回は、海田高校に関するブログ記事となります。
・海田高校はどんな魅力があるの?
・海田高校の偏差値ってどれくらい?
・海田高校に合格するためのボーダーラインってどのくらい?
など、海田高校に関する情報や合格するためのノウハウを本記事にてお伝えいたします。
また、先々の話になりますが、大学受験を成功しやすくするための物事の考え方をまとめたブログ記事も広大研公式ブログには掲載しております。
興味を持たれた方がいらっしゃっいましたら、是非ご一読ください。
本記事の目次
海田高校の魅力① 盛んな国際交流
平成24年に韓国の明徳(ミョンドク)女子高校、平成30年に韓国の桃林(ドリム)高校と姉妹校提携を結んでいます。隔年でお互いにホームステイをし合うことで、それぞれ学校生活や伝統文化を体験しあうことが可能です。
また、韓国以外にも夏休み等を利用して、カナダ・メキシコ・オーストラリアなどの留学プログラムに参加することが可能です。
国際交流に興味がある人にはオススメだと思います!
海田高校の魅力② 実績豊富な家政科の設置
海田高校は普通科とは別に「家政科」を設置しており
・衣生活分野
・食生活分野
・住生活分野
・ヒューマンサービス(保育・福祉分野)
の学習を行うことが可能です。
また、生活関連の多様化・サービス化に対応できるスペシャリストを育成するため
・技術検定(被服、食物、和服、洋服)
・情報処理検定
・秘書検定
など様々な検定に挑戦させているのですが、全国的に見ても素晴らしい功績を残していることで有名です。
家政分野に早い時期から興味を持っている人にはオススメです!
偏差値・入試倍率はどのくらい!?
普通科、家政科 の2種類に関して、偏差値・入試倍率を見ていきます。
みんなの高校情報 広島を参照に普通科、家政科の偏差値を表にまとめました。
就職を目的する生徒たちが多く、専門的な知識を学習する時間が多いです。
そのため、家政科の偏差値は低めとなっていると思われます。
また、過去の倍率について以下の表の通りです。ホットライン教育ひろしま入学者選抜等情報より引用。
ここ3年間の普通科の大学進学実績において、広島大学合格者を10名前後輩出することが出来るほどの学習カリキュラムを兼ね備えていますし、家政科としての実績も豊富ですから、入試倍率が高いことはうなづけますね。
海田高校に必要な内申点とボーダーライン
今回は希望者が多いと思われる普通科の 選抜Ⅱに対する内申点と学力試験のボーダーラインを考えていきます。
必要な内申点
海田高校(普通科)に合格している中学生の多くは、平均100~105点/130点満点(約77%~約80.8%相当)の内申点を確保しています。
※内申点の計算の仕方は、5教科5点満点, 副教科は4教科10点満点(5点満点×2倍)の1学年合計65点満点。
これを65点満点×3学年分で195点満点のものを130点に圧縮して計算をしてください。
全科目の内申点が4以上あれば、海田高校に必要な内申点を確保することが可能です。
ですが、科目毎の得意・不得意があると思います。
そういう場合は、合計した内申点の数値が100~105点を確保できていれば問題ありませんよ。
(例) 国:4 , 数:4 , 英:5 , 理:4 , 社:5 , 音楽:3 , 技術・家庭:4 , 美術:4 , 体育:4)
※副教科の内申点が低くなると、主要教科または本番の学力試験で挽回が必要となりますので注意して下さい。
※内申点について仕組みや対策をもっと知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
関連記事:【誰でもわかる】広島県の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由
本番の学力試験で必要なボーダーライン
海田高校(普通科)に合格している中学生のデータを基にすると、80~85点/125点満点(64%~68%相当)の点数が欲しいです。
ボーダーラインの点数を取るための一例として
① 国:38点/50点 数:27点/50点 英:35点/50点 理:35点/50点 社:35点/50点
計170点/250点 → 85点/125点相当
② 国:25点/50点 数:34点/50点 英:22点/50点 理:40点/50点 社:43点/50点
計164点/250点 → 82点/125点相当
のように、全科目65%前後の点数を確保できなくても、得意科目で高得点を取りつつ、苦手科目で最低限の点数を確保する方法でも合格点を勝ち取ることは可能ですよ!
海田高校(普通科)に合格するための受験計画
海田高校(普通科)に合格するための受験計画を以下のように分けて解説します。
① 1,2年生, 3年生(1学期)
② 3年生 夏休み
③ 3年生 2学期
④ 3年生 冬休み
⑤ 3年生 3学期
① 1,2年生,3年生(1学期)の勉強計画
(ⅰ) 内申点の確保、(ⅱ) 勉強した単元を忘れない この2つがポイントになります。
そのために
(ⅰ) “定期テストで全科目80点以上を取る”
(ⅱ) “1年生,2年生の長期休暇では、学校の課題をしっかり取り組み、勉強してきた単元を極力忘れない”
これだけ意識した勉強を行ってください。
② 3年生 夏休み
①で伝えた、1,2年生の長期休暇の勉強が不十分な可能性は全くないというわけではありません。
ですので、学校の夏休み課題を利用して3年生1学期までの総復習を行いましょう!
平均して40日ほど休みがあるとすれば、20日で全範囲を1周終える計画を立ててください。
20日で5教科分を勉強するわけですから、実は1科目あたり4日ほどの時間しかありません!
2周目以降の勉強を効率よく進めるため、1周目の勉強を行うときは、間違えた問題に印をつけるようにしましょう!
2周目以降、間違った問題だけ出来るようになれば、苦手な問題が極力なくすことが出来るようになりますね!
③ 3年生 2学期
定期テストで高得点を取りつつ、夏休み中に勉強していた総復習が思った通りに進まなかった人は、特に苦手な科目・単元を中心に苦手克服を頑張りましょう。2学期の間で1~2周終えることを目標に勉強を行ってください。
この時期から外部模試を受験し、海田高校の合格可能性を見つつ、苦手単元をつぶすことに専念して下さい。
④ 3年生 冬休み
3年生の2学期に学習した内容を復習しつつ、私立高校入試に向けた過去問対策を行いましょう。
試験時間内に合格点を取るための戦略(例:解ける問題を即座に見極める、見直しの時間を含めた時間配分、など)を少しずつ身につけていきましょう。
⑦ 3年生 3学期
この時期は過去問を使って公立高校入試の出題形式に徹底的に慣れていきましょう。
5年分を徹底反復して、記述形式の問題に慣れつつ、全ての問題の解法が頭の中に入っている状態を作り出してください。
その際、国語の作文、英語のリスニング、数学の証明問題、理科・社会の記述問題に特に注意して、各教科の試験を解く手順や減点を極力防ぐ答案の作り方を身につけてください。
「前日まで学力は伸びる!」ので、最後まで、粘り強く過去問の演習に取り組んでください。
まとめ
いかがでしたか?
海田高校に合格するためには、まずは内申点を十分に確保しておくことが大切になります。
その後、本番の学力試験で合格最低点を取るための演習を徹底して行いましょう。
みなさんそれぞれ得意科目・不得意科目があると思いますから、本番の学力試験で取るべき様々な得点パターンをイメージしながら、過去問を解いた点数結果との差分を埋めていきましょう。
本記事を通して、海田高校に入学できることを応援しています。
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