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【誰でもわかる】広島県の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由

 
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Keita Takegawa
逆転合格塾 広大研 広島駅前校 英語科数学科講師 広島大学薬学部卒、修道高校出身。様々な問題を生徒目線で考え、生徒からの「なぜ」に応える指導を徹底。やるべき事を最小化し、定期テストupから大学受験合格まで生徒の目標達成に力を注ぐ。

皆さん、こんにちは。

広大研公式ブログ担当 武川 です。

 

第2弾となる今回は、前回も少し触れた内申点(調査書点)に関する記事となります。

内申点を一言で表すと、中学校で学習する9教科の評価を5点満点で算出した点数を指し

内申点は高校入試の合否に大きく影響するから超重要!!」と言われています。

なぜそこまで内申点は重要なのか、今回は選抜Ⅱの試験方式を用いて解説していきます!

 

また、先々の話になりますが、大学受験を成功しやすくするための物事の考え方をまとめたブログ記事も広大研公式ブログには掲載しております。

興味を持たれた方がいらっしゃっいましたら、是非ご一読ください。

 

 

本番の学力試験の点数をカバーするための内申点

広島県の高校入試(選抜Ⅱ)は、内申点と本番での学力試験の比重はほぼ1:1に設定されています。

※一般学力試験は、各教科50点満点(計250点満点)に2分の1をかけた125点満点となる。

 

内申点が低くても、本番の学力試験で高得点を取ればいいから、内申点をそこまで気にしなくても問題ないでしょう!という甘い考えを持っている人は今すぐ捨て去ってください!

広島県の一般学力試験は全国的に見ても難しいと言われています。

記号問題は少ないですし、解答時間の割に1題ごとの問題文も長く問題量も多いので、中学生の皆さんにとっては点数が取りづらい出題形式になっています。

実際、それは点数としてはっきりと表れています。※ホットライン教育ひろしま内の資料を参照

 

2017年~2019年の3年間が顕著な結果を示しているように、平均点が50%を超えている教科は1教科もないですよね。

ですから、内申点を出来るだけ確保し、一般学力試験で点数が悪くてもカバーできるくらいじゃないといけないわけです。

 

内申点の確保は中学1年生のスタートから!!

さらに、中一から中三までの各学年の主要5教科(5点満点)と副教科4教科(5点×2=10点満点)の合計(195点満点)に195分の130をかけた130点満点が内申点となります。

上の表を見てもわかる通り、内申点の比重が各学年で変わらないのが広島県の内申点計算の特徴ですから

中学1年生から内心点対策で手を抜くわけにはいきません!

特に副教科で手を抜いたり、苦手なことだから諦めてしまうことがないようにしましょう。

私の場合、絵を描いたり・物を作ることは特に苦手でした。※人気バラエティ番組内の企画「絵心ない〇人」に参加できるほどの実力。

つまり、美術や技術(家庭)の教科が苦手ということです。

部活動に精を出したいと当時の私は思っていたので、絵画教室などの美術や技術の内申点を高くするための習い事には参加するつもりはありませんでした。その場合、自分の作品に対する美術・技術(家庭)の先生からの評価点が低くなるわけですが、それでも一生懸命作品を作る姿勢を先生に見せつつ、中間・期末テストの点数を90点以上確保するなどの努力を続け、内申点4以上を確保し続けることができました。

コツコツ勉強したり、苦手克服のための習い事をすることが最も良いですが、部活動にも精を出したい人は、メリハリをつけて日々の勉強を行い、中学1年生の最初の中間テスト結果からしっかりと結果を出せるようにしましょう!

 

内申点を上げる方法

ここまで、内申点がいかに高校入試で重要となるか説明してきました。

ここからは内申点を上げる方法を具体的に説明してきます。

 

定期テスト(小テストを含む)で良い点数を取る

これは皆さんもご存じの通りでしょう。

中学校の定期テスト(小テストを含む)では、授業で習ったことが出題されやすいです。

だからこそ、学校の先生の板書内容を写したノートにしっかりと目を通したり、学校で配布された教科書・問題集・プリント内の問題(図や資料も含む)を完璧に解ける・分かる状態にして定期テスト(小テスト)に臨みましょう。

ただ、どうしても分からない問題や解けない問題もあると思います。私の場合、わからないけど覚えることでテストの点数に繋げられると諦めることなく、テスト直前に繰り返し暗記していました。

そうまでしてもがむしゃらにテストで点数を取る努力をテスト直前にはしてください!

学校の先生によって評価基準は違うので、あくまでも参考として記載しておくのですが

内申点で「4」を確保するなら定期テストで80点以上「5」を確保するなら90点以上の点数を取っておくことが大事になります。

 

提出物は必ず提出する

定期テストの対策を一生懸命頑張り、良い点数を取っている人でも、宿題などの提出物の提出期限を守っていなければと内申点が下がる可能性があります。

私も実際に経験したことがあります。

数学の定期テスト(中間・期末)で95点以上を取っていたのですが、1回だけ提出物を提出し忘れたことがあります。

その学期の通知表を見た時、数学の内申点が「4」となっていた時は愕然としました。

何がダメだったんだろうと思い、数学の定期テスト(中間・期末)で95点以上を取っていて、提出物を全て提出できていた友人の数学の内申点を聞かせてもらうと、「俺は5だったよ」と言われました。その時初めて「提出物を忘れることって甘く見てはいけなかったんだな」と実感させられました。

自分の行動が原因で評価を下げないためにも、提出物の期限は日ごろから守れるように意識しておくことが大切です。また、提出物に関してはただ単に期限を守るだけでなく、内容も重視するようにしましょう。

 

授業中の学習態度に気を付ける

通知表の中に「関心・意欲・態度」という項目があるのですが、これは学校の授業中の態度が一部影響しています。

例えば、授業中に居眠りをしない・先生からの質問に挙手して答える・グループ学習で積極的にリードするなどがあります。

そのため、提出物を忘れることと同様に授業態度が悪いと、どんなにテストで点数が良くても内申点が下がる可能性があります。ただし、授業中の態度の評価においては明確な基準がないので、自分自身は「授業中の態度は良い」と思っていても、内申書では低く評価されているケースもあります。

 

その他

中学校の成績や学校生活をまとめたものを内申書と呼んでいます。内申点ももちろんですが内申書の評価も高校の先生たちは見ているので気を付ける必要があります。

 

遅刻・欠席日数

年間60日以上の欠席があると、受験において不利になります。高校は中学と違い「義務教育」ではありません。欠席日数が多すぎると「留年」という形でもう1年同じ学年として過ごすことになってしまうので、遅刻・欠席日数を注視しています。年間10日程度の欠席ならそれほど問題にはなりませんが、病気やケガなどのような明確な理由がある場合は、考慮してもらえる可能性もありますから、中学校の先生に相談したて理由書を忘れずに提出するなどしておきましょう。

 

まとめ

内申点を確保するためのポイントをまとめました。

・定期テストで高点数を取るために、勉強をコツコツしておく。

・提出物を忘れずに提出する

・授業態度に気を付ける

志望校選びで悩んだ時、内申点は重要な判断材料となります。

できるだけ後悔のない選択が取れるよう、日々コツコツを内申点を上げるための努力を積み重ねてください!

 

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